METライブビューイング2024-25 ヴェルディ《アイーダ》
2024年の冬、ニューヨークのメトロポリタンオペラ(MET)が最新のステージで披露した《アイーダ》が、東京の東劇にて上映されます。本作は、古代エジプトを舞台にしたヴェルディの傑作オペラ。究極の三角関係を描くこの作品は、多くの人々に愛され続けています。特に知られている凱旋行進曲など、壮大な楽曲が特色で、視覚的にも圧倒される演出が魅力の一端を担っています。
この新しい演出を手掛けたのは、トニー賞を受賞した演出家マイケル・メイヤーです。今シーズンのMETライブビューイングの中でも特に目を引く作品で、36年ぶりとなる新しい解釈が話題を呼んでいます。プロジェクションマッピングや大掛かりな舞台装置を使って、古典的な作品に現代的なアクセントが加えられ、観客に新たな体験を提供します。
上映延長の知らせ
2週間限定の上映予定だった本作ですが、多くの観客の支持に応え、2024年3月27日まで延長が決定しました。これは、ファンから寄せられた熱い声に応える形での決定で、東劇ではこの機会にぜひ足を運びたいところです。
東劇上映スケジュール
- - 3月14日(金)~20日(木) 13:10
- - 3月21日(金)~27日(木) (詳細は後日発表)
イベントとキャンペーン
上映に合わせて、特別なキャンペーンも実施中です。公式Xアカウントをフォローして、アイーダに対する期待の声や感想を投稿した方の中から、抽選でフランスの紅茶ブランド、マリアージュ フレールの青茶「オペラ ブルー」が当たるチャンスがあります。さらに、2024-25シーズンのムビチケカードを獲得できるアンケートも開催。オペラファンにはたまらない豪華なプレゼントです。
あらすじ
物語はファラオ時代のエジプトが舞台で、エジプトとエチオピアの対立が続く中で、エチオピアの王女アイーダが捕虜としてエジプトにいます。彼女は、エジプトの将軍ラダメスと禁断の恋に落ちます。一方、ラダメスを愛するエジプトの王女アムネリスもこの関係に気付き、物語は思わぬ展開を迎えます。
ラダメスは捕虜の救出を目指しますが、家族や国に対する忠誠心、愛情との葛藤の中で、最終的には自らの運命を受け入れることになります。二人の隠された愛と裏切りが絡み合う物語は、緊迫感と感動を持って展開します。
出演者情報
本作では、エンジェル・ブルー、ユディット・クタージ、ピョートル・ベチャワなどが出演しています。指揮はヤニック・ネゼ=セガンが務め、オペラ鑑賞の特別な体験を提供してくれます。上映時は約3時間25分を予定しており、休憩も挟まれています。
この特別な機会を逃さず、ぜひ東劇で新たな魅力に満ちた《アイーダ》を体感してください。
公式サイト
こちらで詳細をご確認ください