今年で27回目となる映画祭のテーマは「creative active generative」。このテーマには、フィルムメイカー同士や企業、観客との新たな創造的な出会いを生み出す意欲が込められています。さらに、生成AIに関連した新技術を取り入れ、クリエイティブの未来を見据える取り組みも進めています。世界108の国から4,592点の応募の中から選ばれたおよそ250本の作品が、リアル会場とオンラインで展示されます。
続いてTAKANAWA GATEWAY CITY内のLINKPILLAR Hall A・Bで開催されたオープニングセレモニーでは、5つの受賞作品が発表されました。特に注目を集めたのは、新設のTAKANAWA GATEWAY CITYアワードに河瀬直美監督が選ばれたことです。河瀬監督は、「未来を見据えた映像制作の重要性」を語り、受賞の感謝の意を表しました。
ショートフィルムの普及に貢献したとして、特別賞を授与されたプロジェクト『MIRRORLIAR FILMS Season7』の代表、加藤シゲアキさんとスキマスイッチのメンバーも登壇しました。加藤さんは受賞の喜びを表し、「多くの人々の協力があってこそ映画は成立する」と、映画制作の背後にある努力を称賛しました。スキマスイッチの大橋さんも、地元愛知県を舞台にしたことに感謝の意を示しました。