バレエ『ビゼーティン ー 七つの星の物語 ー』について
2025年5月24日、東京・新国立劇場小劇場にて、新作バレエ『ビゼーティン ー 七つの星の物語 ー』が上演されます。この作品は、沖縄出身のバレエ・アーティスト、緑間玲貴が演出と振付を担当し、特に注目されています。
本作は、古代の伝説に基づくバレエ作品「御佩劍」シリーズの第2弾であり、「天叢雲剣」という剣をテーマにしています。物語は、宇宙創世に遡り、「ビゼーティン」なる宇宙から北極星や北斗七星が誕生し、地球上の「七つの島」となる過程を描きます。これらの島々には後に「七つの剣」が宿り、さらにその剣は彗星の力により統合され、伝説的な「天叢雲剣」(草薙剣)が誕生するという壮大なストーリーが展開します。
作品のコンセプト
『ビゼーティン』は、沖縄の古謡や神歌と絡めながら、未来への希望を込めて締めくくる構成になっています。終戦から80年を迎えるにあたり、沖縄の地から物語が届けられ、観客に深い感動を与えることでしょう。
演出・振付には、緑間玲貴をはじめとして、前田奈美甫、柳元美香、上杉真由といった多くの才能が集結。特に、緑間自身の世界観が存分に表現されたダンスが見どころの一つです。また、音楽にはYURAI(慧奏、えま)やサラ・ノイフェルドが参加し、作品全体を彩る素晴らしいメロディが聴こえてきます。
公演の詳細
- - 公演名: バレエ『ビゼーティン ー 七つの星の物語 ー』
- - 日付: 2025年5月24日(土)
- - 開場: 16:00
- - 開演: 16:30
- - 会場: 新国立劇場小劇場
チケットは2025年2月22日(土)より販売開始される予定で、価格はS席が18,000円から30,000円まで幅広く設定されています。チケットは公式ウェブサイトで予約購入が可能です。
まとめ
新作バレエ『ビゼーティン ー 七つの星の物語 ー』は、唯一無二の体験を提供すること間違いなしの公演です。沖縄にルーツを持つこの作品は、国内外での評価も高まっており、観客に新たな感動を提供してくれることでしょう。バレエファンは必見のこの機会をお見逃しなく!