KANAMEL株式会社と日本テレビが資本業務提携を締結しIPビジネスを強化

KANAMELと日本テレビが資本業務提携を締結

KANAMEL株式会社（旧AOI TYO Holdings）は、グローバルな映像制作会社として知られており、この度、日本テレビホールディングスとの資本業務提携を結びました。この提携は、映像コンテンツ制作の領域における競争力の強化に繋がることが期待されています。

提携の背景

KANAMELは長年の実績を誇り、広告映像や映画、ドラマなどで数多くの賞を受賞しています。近年、映像制作業界の変化に対応するために事業戦略を見直し、中期経営計画を迅速に実行。これにより、株式を非公開にし、次なる成長を目指して新しい戦略を模索してきました。日本テレビとの提携は、クリエイティブ制作力と豊かなIP（知的財産）を融合することにより、さらなる事業拡大を志向するものです。

一方で、日本テレビもまた「コンテンツの価値最大化」を目指し、オリジナルコンテンツや国際市場での展開を重要視しています。両社の提携により、強力な協業体制を確立し、世界クラスのコンテンツ製作を加速させる方針です。

事業展開と目指す方向性

KANAMELは、これまで制作受託中心の映像制作能力を活かし、IPビジネス分野への先駆けを進めます。日本テレビが保持する顧客基盤を活用し、直接取引の拡充も視野に入れており、持続可能な成長を推進することを目的にしています。この提携によって両社のノウハウを合体させ、エンターテイメントとマーケティング戦略を強化し、新たなビジネスモデルを形成します。

両社からのコメント

日本テレビの福田社長は、「グローバル市場を目指すコンテンツ製作の基盤強化に新たな一歩を踏み出しました」と述べ、KANAMELとの協力に期待を寄せています。一方、KANAMELの中江CEOは、「新たなパートナーシップを通じて、世の中を明るくするコンテンツを作り出していきます」と、ビジョンを明確に語りました。