岡山のデニムファクトリーが生み出した美しきクラフトジン「SAINT INDIGO」
岡山県井原市に拠点を置くデニムファクトリー青木被服株式会社が新たに発表したのは、藍の美しい色合いを表現したクラフトジン「SAINT INDIGO」です。2025年の12月10日にはオンライン販売が開始され、倉敷と浅草の実店舗でも手に入れることができます。
この「SAINT INDIGO」は、同社初のアルコール飲料として登場しました。容量700ml、アルコール分40%となり、税込価格は13,200円です。デニムの聖地として知られる岡山の地で、デニム職人とクラフトジンの創作家が共に手を携えて満を持して開発されたこのジンは、年末のクリスマスや新年の特別なひとときを彩ります。
DENIM × GINの斬新なコラボレーション
このクラフトジンの誕生は、ファッションデザイナーである青木俊樹氏とのコラボレーションによるもの。中国地方の恵みを集め、美しい藍のオーガニックジンを実現しました。また、2022年には「ロンドンジンマスターズ」においてウルトラプレミアム部門の1位を獲得した西村一彦氏ともタッグを組み、試行錯誤を重ねて完成させた一品です。
「お酒は時に、時間を優雅にすることができる存在」であり、デニムもまた時が経つにつれてその味わいが増す素材としての魅力があります。こうした考えを元に、2社は綿密にサンプリングや開発を行いました。
藍の魅力を凝縮したハーバルテイスト
「SAINT INDIGO」の誕生には、山口県で無農薬栽培された8種類のハーブが大きく貢献しています。特に、ローズエキスとして使用されている島根産の無農薬栽培のオリジナルローズ「さ姫」は、情熱的で深い香りを提供します。これらのハーブと藍との絶妙なバランスが、透明感のある藍色のジンを生み出すのです。
上質なパッケージとデザインへのこだわり
「SAINT INDIGO」のパッケージデザインも特筆に値します。藍の雫が降り注ぐ様を表現した躍動感溢れるデザインが施されており、ラベルには岡山発のKUROKI社製の銀糸デニムが使用されています。ラグジュアリー感あふれる仕上がりで、飲み終わった後も美術品として楽しめるフランスの「SAVER GLASS」社製の瓶も、高級感を際立たせる要素となっています。
日本の素材が生んだ新たな価値
この新たな藍のクラフトジン「SAINT INDIGO」は、岡山のデニム文化を象徴するものであり、デニムとは切り離せない「藍」という素材に立ち返っている点が特徴的です。デニムの経年変化のように、味わいも時間をかけて深まることを楽しんでもらいたいという思いが込められています。「青は藍より出でて藍より青し」という言葉の通り、時を重ねることでより味わい深い時間を堪能してほしいという、強いメッセージもあります。
まとめ
クリスマスや年末年始の特別なイベントにぜひお試ししてほしい「SAINT INDIGO」。その独特の藍色と深い味わいは、訪れる人々に特別な体験をもたらしてくれることでしょう。オンライン特設ページや、倉敷、浅草の店舗での販売をお見逃しなく。新たな日本のクラフトジンの魅力をぜひ体験してみてください。