舞踏と音楽が織りなす即興劇『起源論』
2025年10月29日から11月2日まで、東京戯園館が主催する舞踏と音楽の即興劇『起源論』が、東京都杉並区の座・高円寺1で上演されます。この公演では、舞踏家の工藤丈輝をはじめ、多彩な音楽家たちが参加し、舞台芸術の新たな地平を切り開く試みが展開される予定です。
チケット情報
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舞台の内容
『起源論』は、動悸や呼吸、血の巡りといった生の根源に迫る試みをテーマに、一時間余りの旅に誘います。舞台は即興によって作り上げられ、観客はその生成過程を目の当たりにし、「生」を問い直す時間を持つこととなります。
工藤丈輝と多様な音楽家たちは、台本や具体的な構成を持たず、即興的な創作を行います。身体と音が、言葉に先んじて祈りのように響き合い、新たな舞台芸術が生まれる様を体感できる貴重な時間です。
出演者と公演スケジュール
公演は連日異なる出演者が登場し、各日ごとに異なる音楽体験が用意されているのがこの公演の魅力です。
出演: 林栄一(a.sax)、石渡明廣(guitar)、工藤丈輝(舞踏)
初日はフリージャズ界の重鎮、林栄一が登場し、その迫力のあるサウンドと工藤の舞踏が織りなす音の渦を楽しむことができます。
出演: 小林径(DJ)、伊東篤宏(自作蛍光灯音具OPTRON)、工藤丈輝(舞踏)
日本のDJシーンを牽引してきた小林径が光と音のノイズで舞踏を異次元に導きます。
出演: 宮田岳(ba.gt.etc)、はまち(perc)
ロックからフリーという幅広いジャンルで活躍する宮田と、パーカッション奏者のはまちによる共演が、身体のリズムと音の律動を交錯させる夜。
出演: 清水靖晃(t.sax)、カール・ストーン(laptop)、工藤丈輝(舞踏)
世界的なサクソフォニスト清水靖晃と、デジタル音響の巨匠カール・ストーンが共演し、身体と音が交わる極限の対話を楽しめる時間になります。
出演: 石橋幸(voice、guitar)、河崎純(bass)、工藤丈輝(舞踏)
千秋楽には、吟遊詩人・石橋幸の祈りの声と、河崎純の低音のうねりが舞踏を抱擁し、深い余韻が残ることでしょう。
公演概要
公演名: 東京戯園館 舞踏/音楽 即興劇『起源論』
公演期間: 2025年10月29日(水)〜11月2日(日)
会場:座・高円寺1(東京都杉並区高円寺北2-1-2)
チケット: 全席自由 4,000円(税込)
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開場: 開演の30分前
この特別な即興劇『起源論』は、舞踏と音楽が交わり合うことで、新しい形の芸術体験を提供する素晴らしい機会です。ぜひ、このユニークな公演を観に足を運び、心震わせる瞬間をあなたも体感してみてはいかがでしょうか?