IPマーケティングプラットフォーム「Skettt」が優勝
2025年10月29日、東京都で行われた「住友不動産ベンチャーサミット2025」において、IPマーケティングプラットフォーム「Skettt」を運営する株式会社Wunderbarが「Expansion Stage」にて見事優勝しました。この大会は、住友不動産が主催するメガビジネスマッチングイベントで、スタートアップ企業によるピッチコンテストやトークセッションが行われる注目のイベントです。Wunderbarは、そこに集まった多くの企業の中からその名を刻むこととなりました。
「住友不動産ベンチャーサミット」とは
「住友不動産ベンチャーサミット」は、スタートアップ企業の成長を支援するために設けられたプラットフォームで、全国から選ばれた企業が出場します。大会は「Ignition Stage」と「Expansion Stage」の二部構成となっており、Wunderbarはより成長段階にある企業として、後者の部門に挑みました。
Sketttの革新
「Skettt」は、タレントの宣伝素材をデータ化することにより、効率的で効果的なタレントの起用を実現することを目的としたサービスです。このプラットフォームは、高コストなプロモーションに手を出せなかった地方や中小企業、スタートアップにも、手軽にタレントを起用できる機会を提供しています。
これまでの約3年半の運営で、Sketttは150社以上の芸能事務所と提携し、累計10,000件を超える相談を受けるほどの成長を遂げています。今後は、得られたノウハウを元に、タレント領域だけでなく、より多様なIP市場に展開し、さらなる成長を目指しています。
今後の展望
代表取締役 CEOの長尾慶人氏は、「今回の受賞は私たちの期待の表れ」とし、今後の事業成長に尽力する意向を示しました。Wunderbarは、企業とIPホルダー、両者に新たな市場機会を提供し、IPの価値最大化と企業の成長を実現することを目指しています。また、持続可能なIPエコシステムの構築にも貢献していくとしています。
長尾氏の経歴は非常に多岐にわたります。15歳でジュノンボーイコンテストに上位入賞後、大手芸能事務所に所属。家庭の事情で高校を中退し、札幌や福岡で通信系の会社を立ち上げました。その後も多くの企業で経験を積み、2022年にWunderbarを創業しました。このような背景を持つ長尾氏だからこそ、Startupの世界で活躍できるのかもしれません。
株式会社Wunderbarの理念
渋谷に位置する株式会社Wunderbarは、次世代のIPエコシステムを実現するために設立されました。「世界有数のIP大国である日本において、デジタル技術の進化がIPの価値をより一層高める」というミッションを掲げ、すべての人に笑顔を届けることを目指しています。今後のSketttの成長と、より広範なIP領域への展開が楽しみです。
「住友不動産ベンチャーサミット2025」におけるSketttの成功は、今後の展開に向けた大きなステップとなるでしょう。何よりも、彼らが築く新たなビジネスモデルやマーケティング戦略は、私たちにとって必見です。
公式サイト:
Wunderbarをチェックしてみてください。