年間セミナー『THINK by BRANDED vol.2』が開催
この度、企業とブランディング戦略の新たな可能性を探るセミナー『THINK by BRANDED vol.2』が開催されます。このイベントは、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア」(以下、SSFF & ASIA)と、日鉄興和不動産が連携して実施している年間セミナーシリーズの一環です。
参加申し込み受付開始
本日より参加申込みが開始され、セミナーには東レ株式会社のブランドコミュニケーション室室長、鈴木太樹氏が講師として登壇します。申込URLは
こちらです。
ブランデッドムービーが担う役割
このセミナーは、2015年から実施されている「ブランデッドムービー」の祭典の一環であり、企業や自治体が自社ブランドを映画を通じてどのように効果的に表現できるかを学ぶ重要な機会となります。プロジェクトは全5回にわたり、ブランドコミュニケーションの専門的なノウハウが提供される予定です。
第ゼロ回目のセミナーでは、国山ハセン氏とSSFF & ASIA代表の別所哲也氏がこのプロジェクトの背景とコンセプトについて発表しました。この中で、先日開催されたSSFF & ASIA秋の国際短編映画祭では、博報堂の木村健太郎氏が「広告と映画の狭間で生まれる物語表現」と題した基調講演を行い、ブランドを「伝える」から「感じさせる」コンテンツに進化させる必要性について語りました。
鈴木氏の講演内容
第2回のセミナーでは、「自社のサービス・ブランドが持つ“物語の種”を考える」というテーマのもと、2024年のBranded Shorts of the Yearを受賞した東レのブランデッドムービー『ストレートパス』が取り上げられます。この映画がどのようにブランドコミュニケーションの視点から制作されたのかを、鈴木氏が詳しく解説します。
『ストレートパス』は、戦後のベトナムで成長する9歳の少年トリを描いた短編映画で、彼の生活体験を通じて計画性や成功に向かう意義が描かれています。トリ少年は、整然とした物事やストレートな道を好み、アメリカでの生活で得られる新しい価値も受け入れながら成長していく過程が描かれています。
ブランディングの新境地
鈴木氏は、これまでの経験を基に、自社の文化や理念を再発見し、それを映像という形で表現することの重要性を強調することでしょう。特に、短編映画が持つ「ロングテールな物語」としての役割は、企業のメッセージを視聴者とより深く結びつけるための新たなアプローチとして注目されています。
ショートフィルム専門のイベントであるBRANDED SHORTSは、国内外からブランデッドムービーを募集し、さまざまな作品を上映することを通じて動画広告市場の活性化も目指しています。
このセミナーに参加することで、企業のブランディング戦略を新たな方向へと導くヒントを得られるチャンスです。ぜひ参加を検討してください。