大学生が直面する昼食の現状
株式会社RECCOOが運営する『サークルアップ』は、最近若者たちの昼食に関する調査レポートを発表しました。その調査では、特に大学生が授業がある日に食べる昼食の内容、選択基準、そしてコンビニ飯の利用状況にスポットを当てました。調査結果では、なんと70%の大学生がコンビニ飯を妥協と感じていることが明らかになり、昼食事情が浮き彫りになりました。
手作り弁当が最多
この調査では、授業の日に大学生が選ぶ昼食として手作り弁当が33%、学食が30%、コンビニ飯が26%という結果が得られました。多くの学生が手作りの弁当を選ぶ背景には、やはりコストの問題があるようです。
値段重視の大学生
続いて大学生が昼食の際に重視するポイントについて調査したところ、53%が「値段」と回答。昼食の相場は300〜500円で、約71%の学生がこの価格帯に満足しています。このため、大学近くの飲食店よりもコストパフォーマンスの良い選択肢を探す傾向が見えてきました。
コンビニ飯の利用状況
コンビニで昼食を購入する頻度の調査では、おおよそ58%の大学生が週に1回以上コンビニを利用しているとの結果が出ています。しかし、普段からコンビニ飯を好んで食べる学生はわずか26%と、あくまで時間がないときの代替手段として使われていることが明らかになりました。特に「時間がないとき」という回答が63%を占め、学食の混雑時や手作り弁当がない場合などでも選ばれています。
妥協を感じる声
さらに、「コンビニで買う昼食は妥協だと思うか?」という質問には、なんと70%の大学生が肯定的な回答を寄せました。主な理由として、「値段に対する不満」が多数寄せられ、98件の回答がありました。「同じ値段ならレストランで満足感のある食事を」といった意見や、健康面に対する不満も多く、学生たちの懸念が伺えます。
理想のコンビニランチ
では、大学生が理想とするコンビニの昼食メニューにはどのようなものがあるのでしょうか。調査結果からは、栄養バランスのとれたお弁当や、満足感のあるヘルシーなメニューが求められていることが分かりました。具体的には、おにぎりとおかずのセットや、サラダと主食が一緒になった弁当などの声が多数寄せられています。このように、コストだけでなく、栄養や満足感に対するニーズが顕著に表れています。
課題と期待
今回の調査を通じて、大学生の昼食における「コストパフォーマンス」と「時間効率」の両立が難しいことがわかりました。これらの調査結果をもとに、今後、より多くの学生が満足できる解決策が求められます。大学生活の一環として、妥協することなく質の高い昼食を楽しめる環境が整えば良いですね。
お問い合わせ
大学生の実態をより深く知るために、サークルアップでは他の調査結果も提供しております。ご興味がある企業様は、ぜひお問い合わせください。
サークルアップの詳細はこちら
調査結果のバックナンバーはこちら