日色保がウォルト・ディズニー・ジャパンの新社長に就任

日色保がウォルト・ディズニー・ジャパンの新社長に

2025年5月1日付で、日色保氏がウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社の代表取締役社長兼マネージング・ディレクターに就任することが発表されました。これにより、日色氏はアジア太平洋地域のプレジデントであるルーク・カン氏にレポートを行うことになります。

日色保のプロフィールと経歴

日色氏は、35年以上の企業経験を持っており、以前は日本マクドナルドホールディングスで代表取締役社長兼CEOを務めていました。また、ジョンソン・エンド・ジョンソンでも代表取締役社長として多くの役職を歴任した実績があります。これにより、日色氏はディズニー・エンターテイメント事業の成長の推進役としての役割を果たすことが期待されています。

キャロル・チョイの後任

現在の社長であるキャロル・チョイ氏は、5年間の東京での活動を経て、日色氏に日本のリーダーシップを引き継ぎます。チョイ氏は引き続きエグゼクティブ・バイスプレジデントとしてAPACのスタジオやオリジナルコンテンツ戦略などの役割を担います。彼女の任期中には、ディズニープラスを主要な動画配信サービスとして成長させることに成功し、『ライオン・キング：ムファサ』や『モアナと伝説の海 2』などのヒット作品を生み出しました。

ルーク・カンの期待

ウォルト・ディズニー・カンパニーのルーク・カン氏は、日色氏の就任を歓迎し、日本市場での消費者とのつながりを深めるうえでの強力なリーダーシップが必要だと述べました。日色氏の卓越した市場洞察力やビジネス感覚、日本における幅広いネットワークが、ディズニー・エンターテイメント事業を新たな高みに引き上げると期待されています。

日色保のコメント

日色氏は就任に際し、「日本の消費者に愛されるウォルト・ディズニー・カンパニーに参加できることを非常に嬉しく思っています。日本がエンターテイメント業界で重要なハブとしての役割を果たしていく中、会社の成長に貢献できることを楽しみにしています」と語っています。

日色氏のリーダーシップ経歴

日色氏は、日本で数十年にわたり多国籍ブランドを率い、国内最大のレストランブランドであるマクドナルドを経営し、成長を統括してきました。また、ジョンソン・エンド・ジョンソンでは30年間にわたり様々な役職を歴任し、多くのビジネス部門を率いる経験を積んでいます。さらに、経済同友会では副代表幹事としても活動しています。

ウォルト・ディズニー・ジャパンの概要

ウォルト・ディズニー・カンパニーは1959年に日本法人を設立し、日本市場に本格的に参入しました。現在では、ディズニー・エンターテイメント、ディズニー・エクスペリエンスなど多様なビジネスを展開しており、国際的なファミリー・エンターテイメント及びメディアビジネスのリーディングカンパニーとして位置づけられています。日色氏のリーダーシップのもと、ウォルト・ディズニー・ジャパンがどのように進化していくのか、ますます楽しみです。