古着ブランド「3peace」が新たな展開を発表
3peace(スリーピース)は2025年11月、山梨県と滋賀県に新しい倉庫型の販売拠点を開設し、大阪では初のPOP UPストアを開催することを発表しました。この歴史的な取り組みは、同時に3つの拠点で展開され、古着の流通や文化の促進が期待されています。
3peaceの理念
「古着をもっと自由に、もっと身近に」という信念の下、3peaceは古着を単なるファッションアイテムではなく、循環可能な資源として捉え直しています。
古着市場は需要が高まっているものの、供給や在庫の問題、物流コストの増加といった課題も多く存在します。これらの問題を解決するため、3peaceは広範な古着流通ネットワークを構築しています。
山梨・滋賀に新拠点オープン
新しくオープンする山梨と滋賀の倉庫は、各地域の特性に合わせた利便性を兼ね備えています。山梨倉庫は、首都圏と中央道沿線のアクセスが良好で、静岡エリアにもアクセスしやすいというメリットがあります。
一方、滋賀倉庫は「ピエリ守山」内に位置し、京阪神圏へのアクセスが良好なことから、多くの顧客が気軽に古着を楽しめる環境を提供します。このように、地域ごとに最適な倉庫を配置することで、古着の流通を効率化し、消費者のニーズに応えています。
大阪でのPOP UPストア開催
また、大阪府門真市では11月15日から2026年1月31日までの期間、POP UPストアがオープンします。この取り組みは、倉庫のクオリティを街中に持ち込み、古着の魅力を広く伝えることを目的としています。数千点から数万点の古着を取り揃え、来店者には掘り出し物を見つける楽しみが待っています。
POP UPストアは、古着の購入・販売の敷居を低くし、新たな顧客層を開拓する機会となります。SNS映えする商品も多く、地域の古着文化を盛り上げること間違いなしです。
未来のビジョン
3peaceは、「古着がもつ循環価値」を重視し、廃棄削減や再生、そして適正価格での販売を実現することが求められます。古着の持つ環境負荷軽減効果を評価し、消費者に新しい古着体験を提供するための新プロジェクトにも積極的に取り組んでいます。
古着は「好きな人だけのもの」ではなく、より多くの人に親しんでもらう文化として進化していくことが3peaceの目指す未来です。日本全国で古着文化を広げるための新たなステップを、この機会にぜひ体験してみてください。