銭湯の広報拠点!
2025-11-12 12:40:00

銭湯が地域の広報拠点に!『ふろマド』の新たな挑戦

銭湯が地域の広報拠点に!『ふろマド』の新たな挑戦



大阪府の銭湯が、まちの情報を発信する拠点として生まれ変わります。株式会社SENSEが運営するデジタルサイネージメディア『ふろマド』が、2025年7月1日から大阪府市の府政・市政情報を銭湯の中で配信することが決定しました。この取り組みは、地域に根ざした文化と、行政情報の橋渡しを目指しています。

『ふろマド』とは?


『ふろマド』は、日本初の銭湯・温浴施設特化型デジタルサイネージメディアとして、2024年に誕生しました。銭湯の脱衣所や待合スペースに設置されたデジタルサイネージを通じて、映像広告が配信され、利用者に向けた多様な情報を提供しています。これまでに関西・関東を中心に事業を展開し、現在では50以上の施設で導入されています。更に、広告収入の一部を銭湯に還元することで、銭湯文化の存続と経営支援に貢献しています。

地域貢献企業バンク制度の背景


今回のプロジェクトは、「地域貢献企業バンク」という大阪府の制度に基づいて行われます。この制度は、地域の企業や団体が社会貢献に取り組むための連携を促進し、府民サービスの提供を目指しています。これにより、行政と企業、地域住民の三者にとって“良い結果”をもたらすことを目指しています。

銭湯を通じて届く情報


『ふろマド』では、特に子育て、防災、まちづくりなど、多岐にわたる府政・市政情報を配信します。具体的には、放映は15秒の短い動画が3本用意されており、1ヶ月間で各施設あたり約3,400回の放映が予定されています。これにより、日常の銭湯利用を通じて、多くの人に行政の情報を身近に感じてもらうことができます。

新しい広報モデルの提案


銭湯は、古くから地域の人々が交流する場であり、情報が自然と集まる「まちのハブ」の役割を果たしています。最近では、高齢者や子育て世帯、観光客など、幅広い層が集う場としての注目が集まってきました。このような背景の中、銭湯での情報発信は、新しい広報モデルとしての可能性を秘めています。

地域との共創を目指して


株式会社SENSEは、このプロジェクトを通じて大阪の地域活性化を促進するため、地元企業や団体とのコラボレーションを強力に推進していく方針です。「銭湯×●●」といった新たな取り組みを模索し、様々な分野との掛け算で地域価値を高めていきます。

未来を共に創るパートナーを募集


今後、共同で取り組むことのできるパートナーを広く募集しています。興味のある方は、ぜひ公式サイトからお問い合わせください。『ふろマド』を通じて、銭湯が地域活性化の中心として発展する姿を、共に描いていきましょう。

ふろマド公式サイト

会社情報


  • - 社名:株式会社SENSE
  • - 設立:2020年12月
  • - 所在地:大阪市城東区蒲生4丁目10-21
  • - 代表者:林裕二
  • - 事業内容:銭湯特化型デジタルサイネージの運営や温浴施設における広告配信、PRイベント企画などを行っています。


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