「ワンダーボックス」オリジナルサウンドトラック配信開始
ワンダーファイ株式会社(東京都千代田区)が提供する通信教育サービス「ワンダーボックス」のオリジナルサウンドトラックがついに配信されました。このサウンドトラックは、参加するすべての子どもたちが楽しめるように配慮されており、子どもたちの個性や興味を引き出すことを目的にしています。
「ワンダーボックス」は、プログラミングやサイエンス、アートなどを通じて、子どもたちの思考力や創造力を育むSTEAMをテーマにした教材です。過去5年間で、多くの家庭や教育機関から支持を受けてきました。その中で生まれたのが、親しみやすいオリジナルBGMです。サウンドトラックは、各種音楽配信サービスを通じて簡単に楽しむことができるため、自宅でのリラックスタイムや背景音楽としても最適です。
サウンドトラックは、科学をテーマにした「vol.サイエンス」、技術に焦点を当てた「vol.テクノロジー」、工学分野の「vol.エンジニアリング」、芸術的側面を表現した「vol.アート」、数学を基にした「vol.マスマティクス」の5つのアルバムで構成されています。各リンクを通じて、Apple Music、Spotify、YouTube Musicなどのプラットフォームで試聴可能です。
音楽制作の裏側に迫るインタビュー
サウンドトラックの配信を記念し、作曲家の田中文久氏と教材開発ディレクターのインタビューが公開されました。インタビューでは、音楽制作の根底に流れる理念や、ワンダーボックス全体の教材開発に込められた思いについて語られています。子どもたちが持つ感性を尊重し、質の高い本物の体験を提供したいという熱い想いが感じられる内容となっています。
田中氏は、「オリジナル楽曲だからこそ生まれる教材への没入感がある」と述べ、教育はただ知識を詰め込むものではなく、子どもたちの「好き」を見つけるきっかけにしたいと強調しました。彼の言葉からは、教育と音楽の融合がどれほど重要かが伝わってきます。
STEAM教育と未来への展望
「ワンダーボックス」は、2020年4月から開始されたSTEAM通信教育サービスで、4歳から10歳までの子どもを対象にしています。デジタルとアナログの組み合わせによって、家庭での遊び感覚を持ちながら思考力や意欲を育てる内容となっています。プログラミングやアート、ボードゲーム、パズルといった教材を通じて、これからの時代に求められるSTEAM教育領域の基礎を築くことができます。
このような取り組みは、キッズデザイン賞やグッドデザイン賞、さらにはペアレンティングアワードなど、数々の受賞を果たすほどの高評価を得ています。STEAM教育は、近年の教育改革でも重要な位置を占めており、将来の社会で求められるスキルを育成するための基盤となっています。
まとめ
ワンダーボックスのオリジナルサウンドトラックは、ただのBGMではなく、教育や学びを音楽でデザインするための大切な要素です。今後の教育や学びのあり方を大きく変える可能性を秘めており、家庭での学びの時間をより楽しく、充実させることが期待されています。自分自身の「好き」を見つける音楽体験をぜひお楽しみください。