宮城県内の子どもたちに送られた笑顔の絵本
2025年に開局50周年を迎える株式会社東日本放送が、「KHBこどもえがおだいさくせん!」という特別なキャンペーンの一環として、オリジナルの絵本「ぐりりのもりでみいつけた」を宮城県内の子ども関連施設に約1,200部寄贈しました。この取り組みの目的は、子どもたちに読書を通じて楽しさや学びを提供し、彼らの感受性や創造性を育むことです。
寄贈された施設の対象には、幼稚園や保育園、認定こども園、児童館、図書館などが含まれており、地域の子どもたちが日常的に触れ合う場所でこの絵本が活用されることが期待されています。特に、今年の4月に訪れた仙台市ののびすく泉中央では、KHBの人気アナウンサーである井口亜美さんと内田有香さんが、自ら絵本を贈呈し、地域の子どもたちとのふれあいを楽しみました。
ぐりりの仲間と作り上げた物語
この絵本には、KHBのマスコットキャラクター「ぐりり」と彼の仲間たちが登場します。物語は、彼らがどのようにして一緒に遊び、学び、成長するのかを描いています。この作品を通じて、子どもたちの観察力や創造力を育むことができるように意図されています。大人たちも一緒になって読み聞かせを楽しむことで、親子のコミュニケーションも豊かになるでしょう。
地域に広がる「ぐりりキャラバン」
「KHBこどもえがおだいさくせん!」では、絵本の寄贈だけでなく、KHBアナウンサーとぐりりが一緒になって巡回する‘ぐりりキャラバン’も展開しています。このキャラバンでは、絵本の読み聞かせを行うだけでなく、子どもたちと一緒に遊ぶ楽しい活動も狙っています。また、広報番組「ミテケロ5ch」の収録も行い、地域の子どもたちにテレビ局ならではのコンテンツを提供しています。
特に2023年からは、仙台市内を越え、宮城全県に活動の範囲を広げています。対象となる施設も広がり、幼稚園や保育園だけでなく、児童館や子育て支援センターなども加わることで、より多くの子どもたちに届くよう努めています。
絵本の魅力と販売について
「ぐりりのもりでみいつけた」の価格は1,485円(税込)で、KHB本社や特設サイトで購入可能です。絵本には個性的なキャラクターが多数登場し、子どもたちの心を惹きつけるストーリーが展開されます。この作品は、子どもたちが何度も楽しめるように工夫されています。さらに、制作にあたったのは株式会社乃村工藝社IVDで、彼らは魅力的なビジュアルを通じて新しいブランド価値を創造することに注力しています。
未来へのつながりを大切に
KHBは「明日につながるKHB」を50周年のテーマに掲げ、これからも子どもたちおよび子育てに携わる全ての方々を支えるための活動を続けていく決意を表明しています。地域に根付いた事業展開によって、さらなる笑顔の輪を広げていくことが期待されます。絵本「ぐりりのもりでみいつけた」は、そんな未来への一歩を象徴する作品となるでしょう。