ミュージカル『薔薇王の葬列』のすべて
2025年4月19日から27日まで、ミュージカル『薔薇王の葬列』が上演されることが決定しました。菅野文の原作は、2013年から2022年まで「月刊プリンセス」に連載された歴史ファンタジー漫画です。この作品は、シリーズ累計200万部を超える人気を誇ります。舞台は中世イングランドの薔薇戦争時代。男女二つの性を持つヨーク家の三男・リチャードの苦悩と運命を描き出します。
物語の背景
中世イングランドでは、白薔薇を象徴とするヨーク家と、赤薔薇を象徴するランカスター家が王冠を巡って激しい争いを繰り広げています。リチャードは、両家の争いの中で自らの秘密、つまり男女2つの性を持って生まれたことに苦しみながらも、愛する父からの無償の愛を受けて育ちます。リチャードの唯一の願いは父が王冠を手に入れることですが、その願いは多くの波乱を引き起こしてしまうのです。
キービジュアルとキャストの発表
今回新たに公開されたキービジュアルには、リチャード役の飛龍つかさ、ヘンリー役のRIKU(THE RAMPAGE)、冨岡健翔が登場しております。リチャード役を演じる飛龍つかさは、宝塚歌劇団花組のスター出身で、その存在感が期待されています。また、ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE」のRIKUも、ヘンリー役で登場し、多才なパフォーマンスが期待されます。
さらに、ミュージカルには豪華キャストが揃い踏みです。アン役にはAKB48の元メンバー小田えりな、エドワード王太子役にはKANJI(XY)がキャスティングされています。また、舞台『魔法使いの約束』で知られる山田ジェームズ武や、NORDの舟木健、川上将大など、各役者が個性を活かした演技を繰り広げるでしょう。
音楽と演出
このミュージカルの音楽は、鹿田雅人が手掛け、演出は児玉明子が担当します。また、総合演出・振付を務める良知真次のビジョンにも注目です。ストーリーにピッタリの楽曲と共に、魅力的なダンスが展開される期待が高まります。
コラボカフェの開催
上演に合わせて、原作「薔薇王の葬列」とのコラボレーションカフェも池袋のキャラウムカフェで開催されるので、ファンはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。グッズ販売や特別メニューなど、作品にちなんだ様々な楽しみが提供される予定です。
公演情報
このミュージカルは2025年4月19日から27日まで、こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて開催されます。チケット価格は、S席が12,000円、A席が9,000円(税込)で、公式LINE先行やオフィシャル先行、一般発売が行われる予定です。
まとめ
『薔薇王の葬列』は、そのストーリーだけでなく、出色のキャストとスタッフが集結します。彼らのパフォーマンスがどのように描かれるのか、ファンにとって待望の瞬間になることでしょう。ぜひ劇場で彼らの物語を体験してください。
詳しい情報は、公式ホームページや公式Xで随時更新されるので、チェックをお忘れなく!