熊本のDEAIが受賞
2025-10-15 15:50:52

最優秀賞は熊本の縫製工場DEAI!クラフトマンシップアワード2025結果発表

熊本の縫製工場DEAIが最優秀賞を獲得



2025年10月、「クラフトマンシップアワード2025」の結果が発表され、熊本県にある縫製工場「DEAI」が最優秀賞を受賞しました。このアワードは日本製ファッションの魅力を再認識し、消費者の声を工場に届けることを目的に行われています。主催は、メイドインジャパン商品に特化したファッションブランド「ファクトリエ」で、昨年からの取り組みを引き継ぎ、今年も多くの工場が参加しました。アワードの結果は特設サイトに掲載され、受賞工場を祝うイベントが東京ミッドタウン八重洲で開催されました。

アワードの詳細と部門


「クラフトマンシップアワード2025」では4つの部門が設置され、各部門の優秀な製品とその工場が評価されました。具体的には、以下の部門が設けられています。

  • - Best Buy部門:顧客から特に支持を受けた商品
  • - Best Gift部門:贈り物に選ばれた商品
  • - Re-Arrival部門:販売再開を希望された商品
  • - Staff Real Buy部門:スタッフが実際に使用したい商品

これにより、消費者の実際の需要を反映し、アパレル工場の取り組みを一層強化することが目的です。

DEAIの受賞コメント


受賞した「DEAI」の代表、出樋 敏宏氏は、受賞にあたって「本当に驚いています」と感謝の意を表し、「私たちの工場は現在14名で運営しており、すべての縫製工程をスタッフが一貫して担当しています。この賞を励みに、今後も挑戦を続けたい」と語りました。

消費者の声が工場に力を


このアワードの核心には、「お客様の声」があります。ファクトリエは、日本製の良さを伝えるために設立され、これまでに消費者からのフィードバックが工場の生産を大いに支えてきました。「お客様の声」が職人たちのモチベーションとなり、商品開発や改善の原動力になっています。その意味からも、消費者が直接製品に投票できる仕組みは大変重要な役割を果たします。

受賞結果とその影響


今年の受賞工場には、熊本のDEAIの他にも、富山県の「TFC」や多喜佐々木商事、倉敷帆布株式会社などが名を連ねています。ファクトリエの代表・山田敏夫氏は、今年の表彰式で「初めて報われたと感じる」と語る工場代表の言葉が印象に残ったと述べています。このような受賞を通じて、現場の人々の励みとなり、さらなる高みを目指す意欲が生まれていることを実感しています。

未来の展望


ファクトリエは、今後も工場との連携を強化し、日本製ファッションの魅力を国内外に広めていく方針です。文化祭やアワードを通して得られた「お客様の声」を基に、次のステップへと邁進していくとのこと。日本製ファッションが誇る技術や品質の素晴らしさを、皆で再発見するための努力は続きます。

ファクトリエは、メイドインジャパンという強固なブランドへの信頼を築くため、これからも休むことなく挑戦し続けるでしょう。


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