レティシア王妃、アドルフォ・ドミンゲス本社訪問
2026年7月24日、スペインのレティシア王妃がアドルフォ・ドミンゲスの本社を訪れました。この訪問は、ブランド創立50周年を記念する特別な機会であり、王妃は同社のエグゼクティブ・チェアウーマンであるアドリアナ・ドミンゲスや経営陣と共に、ブランドのものづくりや創造性に触れる貴重な体験をしました。特に、社員との交流を通じて、次の50年に向けた取り組みを学ぶことができました。
ワールドカップでの連続着用からの流れ
この訪問の前には、レティシア王妃がFIFAワールドカップ2026の決勝戦でアドルフォ・ドミンゲスのレッドドレスを着用し、翌日の公式行事でも同ブランドの別のデザインを選んでいました。フレアシルエットのドレスは、これまでにも公の場で何度も選ばれており、王妃の愛着が感じられます。これは、アドルフォ・ドミンゲスが提唱する"Repeat More(もっと繰り返し着る)"という理念にも通じる行動です。
アドリアナ・ドミンゲスは、王妃がスペインファッションを象徴する存在であると述べ、今回の訪問を非常に光栄に思っていると語りました。また、王妃がファッションを愛し、一般客と同じように店舗で商品を選ぶ姿勢が、ブランドの魅力をさらに引き立てています。
創立50周年の特別な展示連れ子
訪問された本社では、王妃は2026年春夏コレクション"Zenit"の展示を見学し、ブランドのアトリエやデザイン部門を訪れました。素材やシルエットについての説明を受ける中で、製作の過程や次期コレクションに関するクリエイティブなプロセスにも触れました。訪問のクライマックスとして、社員との記念写真も行われ、彼らの努力とチームワークが讃えられました。
現在、アドルフォ・ドミンゲスはガリシアに根差した企業であり、本社には約310人の従業員、世界全体では約1,000人のスタッフがブランドを支えています。創業から半世紀が経った今も、地域に密着した事業を進め、新しい時代に挑戦し続けています。
王妃が選んだ装い
当日、レティシア王妃は2026年春夏コレクションのミディドレスを着用されました。このドレスはイエローを基調とし、さらにピンク、ブルー、グリーンが広がるプリントが特徴的でした。生地の柔らかさと、現代的なエレガンスを兼ね備えたデザインが目を引きます。王妃はこれに同ブランドの"Dorna"バッグを合わせ、特別な日の装いに仕上げました。
地域の伝統と持続可能性への取り組み
アドルフォ・ドミンゲスのルーツは、小さな仕立て店にあり、1976年にスペイン・ガリシアで設立されました。同ブランドは、素材の特徴を生かしながら、身体の自由を重視したファッションを提案しています。今回の訪問では、特にテキスタイルイノベーションやスペイン産コットンを使用した新たなコレクションにも言及され、王妃の関心を引く場面が多くありました。
レティシア王妃は、ガリシアでの亜麻の栽培再生を目指す"Iniciativa Galega polo Liño"の取り組みにも興味を示しました。このように、地域の文化や技術を結びつけ、新しいデザインへと導くアドルフォ・ドミンゲスの姿勢は、次の50年に向けても続いていくと期待されます。ブランドはガリシアに根ざした創造とものづくりの精神を継承し、未来に新たな挑戦を続けることでしょう。