京都の新たな革靴、SOU・SOUの魅力
日本の伝統を受け継ぎつつ、現代のライフスタイルにフィットする革靴が、京都のブランド「SOU・SOU」から登場しました。クラシックな要素と独創的なデザインが融合したこの作品は、特に日本文化を体現する革靴です。
新作は「鋭応(えいおう)」、「貫(つらぬき)」、「寸五真木柱五枚丈(すんごまきばしらごまいたけ)」の三種類がラインナップ。これらは、日本の伝統的な履物からインスパイアされ、洗練されたハンドメイドの技術で仕上げられています。
1. 鋭応(えいおう)
このモデルは、戦国時代の指揮官が戦の際に使用した履物をイメージしたものです。「鋭応」とは、戦前の勝鬨に向けた掛け声を意味します。色は濡羽色と胡粉色から選ぶことができ、サイズは21.5 cmから29.0 cmまでの幅広いバリエーションが用意されています。革の素材には、顔料を使った牛革が使用され、裏は豚革、さらに中敷には牛ヌメ革と豚革が採用されています。価格は69,300円です。
2. 貫(つらぬき)
続いて、「貫」は日本の歴史を反映する天先型の短靴です。この靴は、平安時代から鎌倉時代にかけて人気を博した皮履を基にデザインされています。独特な紐通し部が特徴で、従来の日本の精神をデザインに落とし込んでいます。こちらも濡羽色と胡粉色が用意され、価格は58,300円。
3. 寸五真木柱五枚丈(すんごまきばしらごまいたけ)
最後は「寸五真木柱五枚丈」。この靴は、革靴風の足袋としてデザインされ、太いヒールが特徴です。力強い印象を持つデザインで、着物に合うスタイルを提案しています。価格は74,800円。
職人の技術
これらの革靴は、京都で活動する「吉靴房」とのコラボレーションによって作られました。「吉靴房」は履物作家・野島孝介が手掛けており、20年以上にわたり剣道を学んだ彼の経験が革靴作りにも活かされています。日本古来の技術を現代のデザインへと昇華させ、蔵びらきが続く革靴制作に全力で取り組んでいます。
購入方法
新しい和装の革靴は、2025年3月13日に『SOU・SOU 傾衣』として、SOU・SOUの公式オンラインショップで販売を開始します。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
この素晴らしい革靴は、伝統と現代の融合を楽しむことができ、どんなシーンでも活躍すること間違いありません。日々の装いに新しい風を吹き込んでくれることでしょう。