2026年1月31日(土)、佐賀県江北町において、初の『手話フェス in 江北』が開催されることが決定しました。このイベントは、一般社団法人El Sistema Connectが主催します。江北町では、2025年に手話言語条例と情報コミュニケーション条例を制定し、手話の普及や啓発に力を入れています。
この手話フェスは、江北町による活動の一環として実現しました。数年前から手話に関するワークショップが行われ、地域全体で手話の重要性が認識されるようになりました。特に、井崎哲也氏の手話ワークショップは、多くの人々に手話を学ぶ機会を提供し、江北小学校の6年生の卒業記念には『第九のきせき』の撮影プランも実施されました。
ホワイトハンドコーラスNIPPONは、手話を手にした歌を通じて、インクルーシブな社会の実現を目指しています。地域住民の意識が変わり、町職員や子どもたちが手話に興味を持つようになったことは、まさにその成果の一つです。このような文化的なムーブメントを大切にし、さらに広めていくために、今後もさまざまな活動を行っていくとのことです。
イベントは、江北小学校の体育館で11時開場、11時30分開演、16時50分終了のスケジュールで行われます。駐車場は学校の運動場を利用することができます。
出演者には、手話ワークショップを指導した井崎哲也氏のほか、音楽界で活躍するコロンえりかさん、写真家の田頭真理子さんも参加します。
井崎氏は、佐賀県江北町出身で、日本ろう者劇団の設立に参加した経歴を持ち、手話の教育や振興活動において長い実績があります。コロンえりかさんは、ベネズエラ出身で、日本で活躍するソプラノ歌手であり、ホワイトハンドコーラスNIPPONの芸術監督を務めています。また、田頭真理子さんは、エルシステマに触れながら、写真を通じて困難に向き合うエネルギーをテーマにした作品を制作しています。
ホワイトハンドコーラスNIPPONは、誰もが平等に音楽教育を受けることができる社会活動として、2019年に設立されました。ろう者や難聴者、全盲者など、多様なメンバーが集まり、インクルーシブな合唱団として活動しています。手話で歌うサイン隊と声で歌う声隊が、一緒に音楽を創造するその姿には、希望に満ちた未来へのメッセージが込められています。
この手話フェスを通じて、地域の人々が手話の文化に触れ、共に楽しむことができる良い機会となることでしょう。ぜひ多くの方々に参加していただき、手話の魅力を感じていただきたいものです。イベントの詳細については、公式ウェブサイトやSNSをチェックしてください。