ヤマハとCrestronの連携
2025-01-29 17:23:20

ヤマハとCrestronが手を組み、遠隔会議体験を革新する新技術発表

ヤマハ株式会社は、素晴らしいニュースを発表しました。プロフェッショナルソリューション事業において、Crestron Electronics, Inc.との技術連携を開始することを明らかにしており、これにより、双方の強みを活かした新しい遠隔会議ソリューションが提供されます。このコラボレーションにより、ヤマハの「ADECIAシーリングソリューション」やCrestronの「1 Beyondカメラ」及び「Automate VX」が融合し、参加者によりスマートな遠隔会議体験を提供することを目指しています。

まず、ヤマハが提供する『ADECIAシーリングソリューション』について詳細を見てみましょう。このソリューションは、天井に設置されるシーリングアレイマイクロホン「RM-CG」で構成されており、4本のマイクビームを使用して複数の参加者の発言を同時にトラッキングすることが可能です。このマルチビームトラッキング技術は、発言者の位置を感知し、どの方向に話しているかに応じて音声を最適化します。これにより、遠隔地にいる参加者への高品質な音声伝達が実現します。

次に、Crestron社の「Automate VX」機能に触れたいと思います。これは音声起動型のカメラ切り替え機能を備えており、話者の位置に応じて自動的にカメラのフレーミング調整やカメラソースの切り替えを行います。会議に参加している人数やその位置によって、最大20倍の高解像度で鮮明な映像が提供されます。これにより、発言者がどこを見ればいいかを考える必要がなく、むしろ遠隔地にいるメンバーは会議室全体を明確に視認できるため、アイコンタクトやジェスチャー、リアクションといった非言語コミュニケーションが容易に行えるようになります。

この技術連携により、ADECIAシーリングソリューションのマルチビームトラッキング機能は、1 BeyondカメラとAutomate VXと連動し、マイクビームに基づくカメラ制御を実現します。この新しいソリューションは、大規模な会議室や多目的会場など、難易度の高い環境にも対応できるため、物理的な距離を超えた効果的なコミュニケーションが可能になります。最終的には、遠隔地の参加者もまるで同じ空間にいるかのように感じられる自然な音声と映像の体験が提供されることが期待されます。

Crestron社は1972年以来、コラボレーションと通信の革新を追求し、テクノロジーの分野で世界的なリーダーシップを誇っています。彼らの製品はシンプルで信頼性が高く、使いやすさを追求しています。インテリジェントなビデオ会議やスマートホームシステムにおいても、その技術は広く応用されています。ヤマハとCrestronの協働は、これからのビジネスシーンにおけるコミュニケーションのスタイルを変える大きな一歩となるでしょう。

詳細情報や製品については、ヤマハの公式サイトとCrestronのウェブサイトにぜひ訪れてみてください。新たな遠隔会議の可能性を探求する旅は始まったばかりです。


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