短編映画『氷河期サウナ(英題:THE ICE AGE SAUNA)』が、2026年にタイ・バンコクで行われた「Changing Climate Changing Lives(CCCL)Film Festival」で、ノンドキュメンタリー部門にて最高賞である「Grand Jury Prize」を受賞しました。この映画は、株式会社alamaが手がけ、吉田有佑が監督、脚本、編集を行っています。
映画祭では、63作品が上映されただけでなく、気候変動に関するワークショップや映画作家によるトークなど、さまざまなプログラムも実施されました。今回の映画祭には、800本以上の作品が応募され、その中から9作品が受賞しました。その中に『氷河期サウナ』が含まれ、特にノンドキュメンタリー部門での受賞は日本作品として嬉しい栄誉です。
CCCL Film Festivalとは
CCCL Film Festivalは、2019年に設立され、短編映画の力を使って気候変動への意識を高めることを目的としています。映画祭の公式サイトによれば、気候変動をテーマに特化した東南アジア初の映画祭であり、気候変動がもたらす影響、レジリエンス、インスピレーション、イノベーションに関する人々の物語が紹介されています。
2026年の映画祭は、6月12日から21日まで、タイのJim Thompson Art CenterとLido Connectで開催されました。この期間中、審査員たちによって選ばれた受賞作品は、創造性やビジョン、そして気候に関するストーリーテリングへの貢献が称賛されました。
『氷河期サウナ』の内容
『氷河期サウナ』は、西暦2180年、世界が氷河期に突入した後の姿を描いた作品です。極端な気候変動の影響の中、人と人との対話や人間本来の温かさを掘り下げたストーリーが展開されます。舞台は北海道で、撮影は2023年9月に完成しました。作品の尺は12分45秒で、吉田有佑が全ての役割を担っています。
吉田監督は、この作品を制作するきっかけを、見知らぬ土地でサウナを通じて地元の人々と無邪気な会話を交わした経験に求めています。彼は、その瞬間を映画として残したいと考え、人間の温かさを伝える作品を生み出しました。
受賞の背景
『氷河期サウナ』が受賞した「Grand Jury Prize(Non-documentary)」は、審査員の評価によるものであり、審査を行ったのはタイの映画監督Patiparn Boontarig、アメリカの映画作家Lydia Dean Pilcher、Green World Foundationのエグゼクティブ・ディレクターPoramin Watnakornbanchaの3名です。今回の受賞は、作品の独創性やビジョン、気候についてのストーリーテリングが高く評価された結果であると公式に発表されています。
作品の詳細
- - 作品名:氷河期サウナ
- - 英題:THE ICE AGE SAUNA
- - 監督・脚本・撮影:吉田有佑
- - プロデューサー:吉田有佑、曽根隼人、谷澤昇希
- - 出演:玉田哲之、南部はづき、八下田智生
- - 撮影地:北海道
- - 完成:2023年9月
- - 作品尺:12分45秒
- - 協賛:ファイヤーサイド株式会社
株式会社alamaについて
株式会社alamaは、東京都渋谷区に拠点を置き、テレビコマーシャル、ウェブ映像、ミュージックビデオ、ドラマなどの企画や制作を行っている映像制作会社です。2013年に設立され、代表は鍛冶友浩氏です。
映画『氷河期サウナ』の成功は、気候問題に対する人々の意識を高める重要な一歩となることが期待されており、今後の吉田監督の活動も注目されています。