堺市が大阪・関西万博で伝える茶の湯の魅力と日本の美

大阪・関西万博での堺市イベント開催

堺市は2024年に開催される大阪・関西万博を契機として、地域の魅力を全国に伝え、観光客を誘致することを目指し、特別なイベントを開催します。このイベントは5月10日（土）から5月13日（火）まで行われ、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に基づいて、堺の茶の湯文化を中心にさまざまな魅力を発信します。

堺の美しさを再発見する

イベントのテーマは「Re-Discover JAPAN’s Beauty in Sakai, Osaka」。堺は茶の湯文化の中心地であり、多くの人々が茶を楽しむ習慣を持ってきました。このイベントを通じて、来場者に日本の美意識やその源泉を再発見してもらうことを目指しています。

多彩なプログラム

イベントには、茶道の流派である茶道三千家による野点や、和洋の音楽ステージ、四代田辺竹雲斎氏のアート作品を拝見できる茶会など、訪れる方々が気軽に楽しめるプログラムが用意されています。すべてのプログラムは無料で体験可能です。

1. Peaceful Oasis - 大茶会
- 堺の大茶会では、千利休の抱いた「茶の湯の心」が活かされ、訪れた人々が共に楽しむことのできる温かな雰囲気が広がります。茶道三千家が提供する煎茶や、地元の老舗菓子店の茶菓子を味わいながら、特別なおもてなしを体験できます。
- さらに、茶の湯の実演や華やかな和洋の音楽演奏も実施され、参加者は心地良い空間でリラックスすることができます。

2. Timeless Retreat - 癒しの空間
- 茶の湯文化が持つ「心の静けさ」をテーマに、現代アートと伝統工芸のコラボレーションを楽しむことができる“アート茶会”が行われます。竹工芸作家の四代田辺竹雲斎氏の作品に囲まれて、茶器の美しさを堪能しつつ、瞑想体験を通じて心を研ぎ澄ませる時間を過ごせます。
- また、自然の草花に囲まれた茶会では、短い命を慈しむ心を育むかけがえのない瞬間を体験できます。