卵型サウナが岡山に登場
岡山県西粟倉村、人口1300人の小さな村に新たな宿泊体験が誕生しました。それは、温泉付きゲストハウス「
あわくら温泉元湯」に導入された世界唯一無二の「
卵型サウナ」です。2025年1月から2月にかけて宿泊者全員に、村人手づくりのオリジナルサウナハットのプレゼントも用意されています。これは、村の独自資源である“薪”を活用した新たな取り組みであり、訪れる人々は自然と森との共生を体感することができます。
開発の背景
「あわくら温泉元湯」は、川の恵みと森林の記憶を大切にしながら、2015年に創業されました。令和の林業が盛んなこの地域では、自社運営の薪工場を活用し、薪で沸かした天然温泉や釜戸で炊き上げたご飯、さらには焚き火体験やひのき香るヒノキビールなど、自然をふんだんに生かしたコンテンツを提供。中でも、宿泊者が自ら焚き火を楽しめるスペースは大人気です。
卵型サウナの魅力
「卵型サウナ」は、村に住むサウナメーカー・Barca株式会社の代表、松尾淳平氏の手で一つ一つ丁寧に組み立てられました。流線型の美しいデザインが目を引くこのサウナは、中央にオリジナルの薪ストーブを配置し、外には源泉掛け流しの水風呂と外気浴用チェアも用意されており、年間平均15℃のラジウム泉でリフレッシュできる体験が楽しめます。
卵型の特徴を生かしたスタイルは、従来のサウナの枠を超え、「ついつい話したくなるサウナ」として注目されています。普段の静寂なサウナのイメージを覆し、リラックスした空間で会話を楽しむことができるのも魅力的です。また、西粟倉村はビジネスマンにも利用される地域のため、サウナを活用した新たなビジネスミーティングの場としての期待も高まっています。
限定プレゼント企画
卵サウナオープンを祝して、2025年の1月から2月に宿泊しサウナを体験した方全員には、元湯のオリジナルサウナハットがプレゼントされます。このハットは村内の帽子職人「UKIYO」が制作したもので、元湯の温泉タオルを活用し、カラフルな裏地でリバーシブル仕様になっています。
今後の展望
西粟倉村の資源を最大限に利用した「森を味わう薪の宿」として、あわくら温泉元湯はさらなる宿泊体験の充実を図っていきます。宿泊者や地域の声を取り入れながら、新しいコンテンツ開発や情報発信を行い、地域とともに成長する宿を目指しています。
施設情報
具体的に、地域資源を活用した新たな宿づくりに挑む「
あわくら温泉元湯」。未来に向けて、一層の発展を期待しましょう。