斎王まつりと森遊び
2025-06-06 12:57:12

地域の活性化を目指す斎王まつりと鎮守の森楽社開催のご案内

斎王まつりと鎮守の森楽社、地域の力を感じるイベント



三重県の明和町で、地域住民の手によって生まれる「鎮守の森楽社」が、斎王まつりに合わせて開催されます。このイベントは、町の観光資源や地域資源を最大限に活かし、地域コミュニティのつながりを深めることを目的としています。

地域活性化に向けた取り組み



明和観光商社が主導するこのイベントは、竹神社が地域の心の拠り所として、そして遊び場として生まれ変わることを目指しています。これまで竹神社は、2020年まで社務所の開所日が限られ、地域とのつながりが薄れていましたが、コロナ禍を機に地域住民が主体で様々な活動をスタートし、清掃活動や御朱印の頒布が行われるようになりました。地域の皆様の想いが詰まった活動がさらに進化し、観光を通じた神社経営の持続可能性を追求しています。

2022年からは、観光客や地域住民との関係構築を進め、鎮守の森の活用や御朱印に焦点を当てた取り組みが強化されています。このような努力により、地域住民がサポートする神社となり、観光にも力を入れつつ新たな魅力を発見していきます。

「みんなでつくる遊び場」の実現



「鎮守の森楽社」は、地域住民が中心となり、子どもたちに竹神社の森で自然と触れ合う楽しさを伝えるためのイベントです。昔ながらの伝統に根差しながら、遊びの場が創られていく様子は、地域の誇りとも言えます。森は夏でも涼しく、自然の中で遊ぶことができる環境が整えられています。今年の斎王まつりでは、様々な遊びや体験が用意され、子どもたちが安心して楽しめるスペースが提供されます。

ここの木陰でのんびり過ごし、地域の大人たちに見守られながら自由に遊べることが、参加者にとって心温まる体験となるでしょう。また、木々の間を探索する竹神社探検や、めだかすくいなどのプログラムも用意されています。

開催概要



  • - 日時: 2025年6月7日(土)11:00~16:00(雨天中止)
  • - 場所: 竹神社 境内・鎮守の森(明和町斎宮2757-2)
  • - 内容: 森遊び、ゲームコーナー、めだかすくい、竹神社探検 ほか
  • - 申込: 不要・出入り自由

この機会に、地域の人々が集まり、自然の中で遊ぶことの大切さを再認識してほしいと思います。子どもたちの笑顔や地域のつながりが活き活きと詰まった「鎮守の森楽社」に、ぜひ足を運んでみてください。

竹神社の歴史



竹神社は明治44年(1911)に、旧斎宮村の25社の神々を合祀して設立されました。当初、竹川の古里にありましたが、現在の場所に移転してからは周辺の遺跡などから斎王の御殿があった場所と考えられています。神社には、「絵馬」に由来する絵馬殿があり、そこにあった絵馬が現在も保管されています。

地域の歴史と文化が結びついた竹神社でのこのイベントは、未来の世代へと繋がる重要なものとなるでしょう。明和町における新たな地域活性化の形を体感しながら、皆様の参加をお待ちしております。


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