北茨城の防犯公演
2025-11-17 18:32:28

北茨城市で特別公演!詐欺防止の取り組みが話題に

北茨城市、特殊詐欺防止の特別公演を開催



2025年11月2日、北茨城市で市制施行70周年を記念した特別公演が開催され、警察庁特別防犯対策監の杉良太郎氏、警察庁特別防犯支援官の伍代夏子氏、船越英一郎氏が参加し、地域住民に向けた防犯啓発活動が行われました。この公演は特殊詐欺の被害を減らすことを目的としており、多くの住民が参加しました。

杉良太郎氏の強いメッセージ


杉良太郎氏は公演の冒頭で、参加者に対して「皆さんは、自分が詐欺の被害者になることはないと思っていませんか?明日はあなたが被害に遭うかもしれません」と警告しました。彼は特殊詐欺のそんな恐ろしさを知ってもらい、被害を自分事として意識することの重要性を訴えました。特に彼は、「詐欺グループは国際的に活動しており、巧妙な手口を使います。警戒を怠らず、詐欺を未然に防ぐための対策を取ってほしい」と強調しました。

また、杉対策監は国際電話の利用休止申込を促し、被害者を増やさないための具体的な手段を提案しました。

伍代夏子氏のアドバイス


伍代夏子氏は、詐欺電話の実際の手口について説明し、特にニセ警察詐欺の危険性について触れました。彼女は、「もしニセの警察から電話がかかってきても、慌てる必要はありません。まずは最寄りの警察署に相談してください」と具体的な対策を述べ、安心感を与えることに努めました。

続いて、彼女は「国際電話の利用休止について、多くの方々に広めて、北茨城市から詐欺被害を無くしていきましょう」と呼びかけました。

船越英一郎氏の注意喚起


最後に登場した船越英一郎氏は、茨城県内での詐欺被害の件数を挙げ、驚愕の事実を明かしました。「今年9月末時点で、茨城県内で93件、約6億4千580万円の被害が発生しています。詐欺の手口はどんどん巧妙になっており、中にはビデオ通話を利用した手法までありますが、本当の警察官がビデオ通話をすることは決してありません」と警告しました。

また、寒い季節に向けての注意として、「これからの季節、お金を大切に守り、自分を守るために警戒を怠らないでください」と参加者に呼びかけました。

参加者の積極的な反応


今回の啓発イベントでは、来場者の皆さんが実際に国際電話利用休止の申込書に記入し、360件もの申し込みがありました。このような具体的な行動が、地域の防犯意識を高め、特殊詐欺被害の防止につながることが期待されます。

この特別公演は、2018年から全国で展開されている「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦~」プロジェクトの一環として行われ、今後も地域と連携しながらさらなる啓発活動が予定されています。


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