伝説のラッパーTOKONA-Xを特集する特別号が登場
2004年に急逝した日本のヒップホップ界に多大な影響を与えたラッパー、TOKONA-Xを特集した「roots magazine TOKONA-X SPECIAL ISSUE 2025」が、2025年12月10日に刊行されることが決定しました。この特別号では、彼の生前に数多くのアーティストや関係者から寄せられた証言やインタビューを通じて、TOKONA-Xの魅力とエネルギーを再確認できる貴重な内容が満載です。
特集内容
本号のメインコンテンツは、「TOKONA-X大図鑑」と題し、これまでの彼の軌跡を詳細に辿ります。ドキュメンタリー映画『KING OF BULLSH*T THE SAGA OF TOKONA-X』に出演した58名のアーティストや関係者の生の声、さらに家族からの証言も含まれており、彼の人柄や創作の背景を知る絶好の機会です。また、過去に「roots magazine」に掲載されたインタビューの再録も行い、ファンにはたまらない資料となっています。
豊富なビジュアルと情報
雑誌の内容は多岐にわたります。年表やリリース作品の詳細なレビュー、当時の貴重な写真や手書きのリリックがふんだんに盛り込まれており、コラムや漫画、フライヤー、アートワークなどのビジュアルも豊富です。これにより、TOKONA-Xの音楽的洞察や文化的影響力を多角的に楽しめる設計となっています。
編集陣の意気込み
本号は、発行人であり編集長の北川克彦氏をはじめ、DJ RYOWを監修に迎え、著名なアーティストやデザイナーたちが編集に協力しています。これにより、質の高い作品が生まれることを期待しています。発行日が近づくにつれ、ファンの期待も高まり、発売日が待ち遠しい限りです。
「roots magazine」の歴史
「roots magazine」は1999年に創刊され、ヒップホップ、レゲエ、パンク・ハードコアといった多様な音楽ジャンルを中心にしたストリートカルチャーを取り扱ってきました。名古屋を拠点とし、地方カルチャーの重要性を世間に広める役割も果たしてきたこの雑誌は、アンダーグラウンド文化の草分け的存在。TOKONA-Xも2000年から印刷媒体に登場し、彼の死後もその影響力を持ち続けています。
この特別な一冊は、TOKONA-Xのファンだけでなく、ヒップホップに興味があるすべての人にとって手放すことのできない資料となるでしょう。彼の音楽と影響を再確認する絶好の機会をお見逃しなく!