日本初演!リトアニア現代オペラ『HAVE A GOOD DAY!』が京都にやってくる
ロームシアター京都の10周年を記念し、リトアニアの現代オペラパフォーマンス『HAVE A GOOD DAY!』が日本初演を果たします。この作品は、2019年に開催されたヴェネチア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞した3名の女性アーティストによって創作されました。彼女たちは、それぞれの役割の中で、労働と消費というテーマに対して独自の視点を持っています。
労働と消費:現代社会への問いかけ
本作は、消費社会を象徴するスーパーマーケットを舞台として10人の店員たちの物語が展開されます。「こんにちは!」「ありがとうございました!」という機械的な言葉が交わされる中で、彼らの内面に光を当て、現代人が感じる不安や孤独を表現します。
演出はきわめてミニマルで、実際の商品の登場はありません。観客は蛍光灯の明滅やスキャナーの音によって、消費の現場を想像しながら、それぞれのキャラクターのドラマに引き込まれていきます。作中に歌われるアリアは、日常生活のさまざまな側面を象徴しており、新たな挑戦に直面する「新人」や、家族から離れて働く「移民の母」、日々の生活に追われる「シングルマザー」など、多様な人々の声が描かれています。
繊細な表現と深いメッセージ
各キャラクターのモノローグは、彼らの内面を豊かに描写し、観客はそれらの言葉を通じて彼らの孤独や葛藤に共感することができます。シンプルな表現ながらも、深いメッセージが込められたこのオペラは、労働や消費が私たちの社会に与える影響を再考するきっかけを提供します。
リトアニアの巨匠であるジョナス・メカスも「まるで小さい傑作のようだ。削ることも、加えることも無用で、非常に堅実でシンプル」と絶賛しており、その評価にふさわしい作品です。
公演情報
日時
- - 9月25日(金)19:00開演
- - 9月26日(土)14:00開演(託児サービスあり)
会場
サウスホール
上演時間
約55分(休憩なし)
上演言語
リトアニア語(日本語・英語字幕付き)
チケット情報
- - 一般:6,000円
- - 会員価格:5,400円
- - ユース(29歳以下):3,000円
- - 18歳以下:1,000円
詳細はロームシアター京都のウェブサイトをご覧ください。
この作品は、京都を中心に多くの観客が期待する現代オペラであり、労働や消費の社会的な在り方を再認識させる貴重なチャンスです。観客の皆さんも、この機会にぜひご参加ください!