仙台クリスマスマーケット2025、35万人が訪れ大成功裏に閉幕

大盛況の仙台クリスマスマーケット2025

2025年も仙台の冬を彩る「仙台クリスマスマーケット」が、12月5日から25日までの21日間、錦町公園にて盛大に開催されました。今年で4回目を迎えたこのイベントには、厳しい寒さや雨模様の日が続いたにもかかわらず、昨年の来場者数を上回る35万人が訪れ、賑わいを見せました。

年々スケールアップするクリスマスマーケット

今年のクリスマスマーケットの最大の目玉は、なんといっても高さ約5メートルの豪華なメインツリーです。夜になるとイルミネーションが点灯し、街全体が幻想的な雰囲気に包まれます。また、フードや雑貨を扱う「ヒュッテ」も昨年より拡大し、全40店舗が出店するなど、過去最大の規模となりました。

特に注目を集めたのが、巨大ヒマラヤ杉をクリスマスツリーとして装飾した一角です。この新たなフォトスポットは多くの来場者に喜ばれ、SNSでシェアされる姿も見られました。飲食エリアの中心には、アイランドキッチン「Christmas Winter Terrace」が設置され、温かい食べ物や飲み物が提供される一方で、雑貨を扱う「CHRISTMAS LAND」は、他では手に入らないオリジナル商品が並び、訪れた人々の心を掴みました。

地域との連携も強化

また、今年は錦町公園にとどまらず、勾当台公園「いこいの広場」でも店舗が出店し、地域全体でクリスマスを楽しむ機会が増えました。地元本町の飲食店と連携した回遊キャンペーンも行われ、地域一体となって盛況となりました。

メディアでの盛り上げ

さらに、今イベントに際しては、ＫＨＢ東日本放送が連日中継を行い、特別番組を放送しました。また、クリスマスマーケットを舞台にしたオリジナルドラマ『聖恋（SEIREN）-あなたがわたしに灯してくれた-』も放送し、場の雰囲気をより盛り上げました。このように、メディアでの取り組みも相まって、クリスマスマーケットは大いに賑わいました。

地域活性化に向けた取り組み

ＫＨＢ東日本放送は、今回の成功を踏まえ、今後も地域の皆さんに楽しんでもらえるさまざまなイベントを企画していく予定です。地域活性化を目指し、さらなる協力を進めていくことが示されています。来年もまた、この素晴らしいクリスマスマーケットが開催されることを心待ちにしつつ、仙台の冬を楽しむ機会を提供してくれることでしょう。私たちも引き続き、鈴なりの小さな幸せを求めて、仙台のクリスマスマーケットを訪れたいものです。