太宰治の魅力を再発見！80周年記念アートとグラフィティプロジェクト

太宰治の魅力を再発見！

小説『津軽』が発刊80周年を迎えるにあたり、太宰治に関連するアートシリーズとグラフィティプロジェクトが始まります。このプロジェクトは、太宰治の多面的な魅力を発信し、より多くの人々に彼を知ってもらうことを目的としています。

太宰治ハイスクールアートシリーズの登場

太宰治（本名：津島修治）は作家として知られる一方で、若い頃から美術にも情熱を持っていました。『太宰治ハイスクールアートシリーズ』は、彼が高校時代に描いたイラストを基にした作品です。このシリーズは、津島家と弘前大学附属図書館の協力により実現し、販売する商品にはその証明書が付いてきます。

特に注目すべきは、小説『津軽』に登場する8つのイラストから成る商品に、青森特産のリンゴをモチーフにしたオリジナルデザインが添加された点です。「津軽」といえばリンゴというイメージが強く、2025年には青森でのリンゴの導入150周年を迎えることから、特別な意味を込めてデザインされたのです。

このシリーズは青森県内の物産館や、小説の舞台となった小泊の「像記念館」、そして社中のウェブショップで限定販売される予定です。特に、TVや新聞で取り上げられる度に即完売しているほどの人気を誇ります。

太宰治グラフィティプロジェクト

さらに、新たに開始される「太宰治グラフィティプロジェクト」も注目のアクションです。青森のデザイナーやアーティストの参加によって、太宰治の芸術家としての側面を広く知ってもらうことを狙いとしています。このプロジェクトは、ファンが小説を通じてしか知ることができなかった太宰治の姿を、アートという形で刺激的に発信するものです。

特に、今回のプロジェクトの第一弾として、太宰治が描いた人気のイラストを使用したミニトートバッグが発表されました。このトートバッグはランチバッグや日常の外出にぴったり。また、証明書もインテリアとして飾れるポストカードサイズにリニューアルされる予定です。

太宰治の本当の魅力を知る

太宰治といえば、代表作にネガティブなイメージがついて回ることがありますが、実際には非常に魅力的な人格であり、活発な性格を持った人間でした。彼の学生時代は夢と希望にあふれたものでした。このプロジェクトを通じて、ぜひ太宰治の本当の姿を感じ取ってほしいと思います。

今後も太宰治の名を広めるために、売上の一部は地域貢献活動や文化普及活動に充てられる予定です。私たちは、太宰治を通じて人々に行動する力を与えられると思っており、その活動に皆様の支援をお願いしたいと考えています。