第11回 平原綾香 Jupiter 基金 My Best Friends Concert ~顔晴れ(がんばれ)こどもたち~
2026年2月21日、東京国際フォーラムで開催された「第11回 平原綾香 Jupiter 基金 My Best Friends Concert ~顔晴れ(がんばれ)こどもたち~」は、平原綾香さんとスペシャルゲスト井上芳雄さんを迎えた心温まるチャリティコンサートとなりました。これまでの活動を振り返りながら、平原さんはこのイベントを11年続ける理由をしっかりと伝えていました。
平原さんが設立した「Jupiter基金」は、音楽を通じて社会に貢献することを目的としており、特に子供たちへの支援に力を注いでいます。コンサートの開始前には、平原さんが「少しでも子供たちが笑顔になってほしい」と思う気持ちを熱く語り、「音楽でどのように役立つかを考え始めたのは、2004年の新潟中越地震の際でした」と回想しました。彼女は、避難所での「Jupiter」がどれほど大きな力を持っていたかを思い起こし、その歌に支えられていた声に影響を受けてきたことも明かしました。
コンサートには、洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団の演奏、そして指揮に昨年から引き続き渡辺俊幸さんが登壇しました。オーケストラとのコラボにより、さらに深みのあるパフォーマンスを魅せることでしょう。
井上さんはゲストとしての参加に際し、平原さんへの敬意を表し、「彼女の音楽への情熱と、観客への思いを聞くたびに刺激を受けています。彼女が自らの音楽を通じて社会貢献に取り組んでいる姿に心から賛同し、少しでも力になりたい」と語りました。二人の素晴らしいハーモニーは、観客を惹きつけ、感動的な瞬間を生み出しました。
コンサートはフルオーケストラの伴奏と共に、平原さんの歌声が響き渡る中、観客がひとつになって楽しむことができました。「おひさま~大切なあなたへ」や「The Sound Of Music Medley」、「アランフェス協奏曲〜Spain」といった多彩な曲の数々が、歌手としての平原さんの実力を改めて証明してくださいました。
また、寄付先である「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」の活動も紹介され、平原さんが寄付文化についての考えも述べました。「寄付は難しいと感じる人も多いと思うけど、私たちが寄付しやすい環境を作ることが大切」との考えを示し、コンサートに参加することで自らの寄付につながることを説明しました。
井上さんの登場時には大きな拍手が起こり、平原さんとのデュエット「Circle of Life」や「Your Song」などが披露されると、さらに熱気が増しました。二人の間で繰り広げられる楽しいトークもあり、観客は笑いに包まれました。井上さんが「今後挑戦したい作品は『パディントン』です」との発言もあり、共演を通じた友情やお互いの支援について語る中で笑顔が溢れました。
コンサートの締めくくりでは、平原さんの「これからもこの活動を続けます」との言葉に対し、客席からは「アーや」のコールが起こり、温かい空気が満ちていました。観客とともに、新たな寄付冥利を感じる瞬間となったことでしょう。アンコールも盛り上がり、「虹の予感」では観客の手拍子が響き渡り、「JOYFUL,JOYFUL」でのコール&レスポンスが会場の一体感を生み出しました。最後は、井上さんと共に「あなたを忘れない」を歌い上げ、大盛況に終わりました。
このチャリティコンサートで寄せられた寄付金については、後日公式HPで詳細が発表される予定です。平原の歌声、井上の魅力、そして音楽を通じた支援の思いが、より多くの人々に伝わることを願っています。