インドでの『映画クレヨンしんちゃん』スペシャルイベント
『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』が、物語の舞台となるインドで劇場公開を控え、ここデリーでのプレミア試写会が開催されました。このイベントは、インド国内でのアニメ人気を背に多くのファンが集まり、大いに盛り上がりました。
最新作の概要
映画は、しんのすけとカスカベ防衛隊がエンタメフェスで踊ることを目的にインドへ飛び立つ物語が展開されますが、 यात्रा中に謎のリュックサックを手に入れたボーちゃんが暴君に変身するというユニークな設定です。観客は笑いと涙に包まれながら、友情の大切さを実感できます。この作品は、もともと日本で公開されて以来、大きな話題を呼び続けています。
インドでの公開は2025年9月26日と決定しており、ヒンディー語、タミル語、テルグ語の吹き替え版が上映されます。
プレミア試写会の模様
9月14日、デリーで開催されたプレミア試写会には、監督の橋本昌和氏としんちゃんが登場。会場は約200人のファンで埋め尽くされ、熱い歓迎を受けました。橋本監督はヒンディー語で「ナマステ!」と挨拶し、観客から温かい拍手と歓声が語られました。上映が始まると、観客は思わず笑ったり歌ったりしながら、映画の中にどっぷり浸かりました。
ワークショップでの交流
試写会の翌日には、在インド日本国大使館主催のワークショップも行われ、橋本監督が参加。約200人の参加者が集まり、アニメの制作プロセスや監督という職業についての質問が飛び交いました。彼は自身の経験を交え、熱意溢れる講義を行い、質疑応答は賑やかに進行しました。このような交流から、インドのアニメファンの熱を直接感じられる貴重な機会となりました。
駐インド日本国大使の挨拶
プレミア試写会では、駐インド日本国大使の小野啓一氏も登壇。彼はヒンディー語で挨拶し、「橋本監督としんちゃん、インドへようこそ!」と語りかけ、会場の雰囲気をさらに盛り上げました。
新挿入歌の配信
さらに、映画の公開に先駆けた施策として、劇中挿入歌『オラはにんきもの ~インドバージョン~』の配信もスタートしました。この楽曲は、1993~1995年の時期にテレビアニメのオープニングテーマとして使用されていたもので、インドにおいても広く愛されています。新しく加わったエキゾチックなアレンジが、多くのファンに変化をもたらしています。
まとめ
インドにおける『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』の公開は、文化交流を深めるだけでなく、現地のファンにとっても特別なイベントとなりました。今後の公開に向け、さらに期待が高まっていることでしょう。皆さん、ぜひインド言語版をお楽しみください!