大西順子、初のソロピアノアルバム『American Classics』を発表

大西順子、初のソロピアノアルバム『American Classics』をリリース

長いキャリアを持つジャズピアニスト、大西順子が新たな作品を発表します。彼女がこのたび発表するのは、キャリア初となるソロピアノアルバム『American Classics』。2026年3月4日にリリースされるこの作品は、前作『Grand Voyage』から約4年2ヶ月ぶりの新作であり、ジャズピアノの魅力を詰め込んだ一枚となっています。

ジャズピアニストとしての進化

大西順子は794年、音楽に対する深い情熱をもってデビュー以来、多様な編成で独自のジャズ美学を追求してきました。トリオ、カルテット、セクステットなど、さまざまなスタイルで演奏し続け、ジャズシーンの重要な存在として確固たる地位を築いています。彼女の新作では、現代におけるジャズピアノの在り方を再定義する内容が期待されています。

選ばれた楽曲たち

『American Classics』では、彼女が敬愛するピアニストや往年のヴォーカリストの楽曲が選ばれています。ジェリ・アレンやデューク・エリントンの楽曲、エラ・フィッツジェラルドやビリー・ホリデイの名曲たちがメドレー形式で収録され、聴く人々に新たな感動を与えることでしょう。全9曲が収録されており、ライブ感あふれるコンサートホールでの録音が施されています。

限定収録の魅力

『American Classics』はCDに加え、2種類のLPレコードでも発売されます。LP版には、メドレー「Memories of You / Lover Come Back to Me / Stardust」が限定収録されており、アナログレコードならではの温かみのある音質で楽しむことができます。また、もう一つのLP『American Classics Deep Cuts』には、伝説のピアニストハサーン・イブ・アリの「Almost Like Me」が収録され、ファンにはたまらない内容になっています。

リリース情報

- リリース日: 2026年3月4日（水）
- 価格:

- American Classics (CD): ￥3,300（税込）
- American Classics (LP): ￥5,500（税込）
- American Classics Deep Cuts (LP): ￥5,500（税込）

- レーベル: SOMTHIN’COOL / ディスクユニオン
- 主要販売店: ディスクユニオン、タワーレコード、HMV、Amazonなど

大西順子のプロフィール

大西順子は1967年に京都で生まれ、1989年にバークリー音楽大学を卒業後、ニューヨークで活動を開始しました。ベティ・カーター、ジョー・ヘンダーソン、ジャッキー・マクリーンなど、伝説的なミュージシャンとの共演経験も豊富で、ジャズシーンの先駆者としての道を歩んできました。日本人として初めて「ヴィレッジヴァンガード」に出演し、その名声を確立した彼女は、近年ではソロ活動も積極的に展開し続けています。