ごみ清掃芸人の滝沢が目撃した衝撃の現場
2025年4月27日、毎週日曜に配信される『ABEMA的ニュースショー』では、お笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一さんがコメンテーターとして初登場しました。
彼は「ごみ清掃芸人」を自称し、芸人としての活動に加え、17冊もの本を出版してきた多才な人物でもあります。最近では、彼の小説『灰色の血』が著名な文学賞である第41回太宰治賞の二次選考を通過したことでも注目されています。
番組内では、滝沢さんが自身の清掃活動を通じて目にした信じがたい実体験を語り、多くの視聴者を驚かせました。彼は不燃ごみ中継所で見た大量の小銭の廃棄について、「お金って捨てるものなんだと衝撃を受けた」と明かしました。特に印象深かったのは、裕福そうではない家庭から捨てられる小銭が目立つことです。その背景には、デジタル化が進む高級住宅地では小銭を使うことが少なくなり、両替時の手数料を避けるために小銭を捨てる傾向があるのではないかと指摘しました。
この出来事を通じて、彼は「お金を捨てる意識が広がっているのかもしれない」と考えるようになったそうです。滝沢さんはこれまでにも、収穫した古いお米の廃棄についても言及し、昨年の“令和の米騒動”以降はその数が減少したことを明かしました。
膨らんだモバイルバッテリーの危険性
また、滝沢さんは火災の原因となりやすい「膨らんだモバイルバッテリー」の処分についても問題提起。彼は「膨張したバッテリーは自治体でも回収してもらえないことが多い」と述べ、どうしたら処理できるのかが大きな課題であることを説明しました。
たとえば、モバイルバッテリーを可燃ごみとして処分することは非常に危険であると言います。一部の人は、バッテリーをタオルで巻いて捨ててしまうことがあり、実際に知人が清掃車を2度も燃やしてしまったことがあるとのことです。「本当に怖い状況」と語る滝沢さんは、これらの処分問題に対して売る側の責任を求めました。
環境問題への意識を高める
さらに、タバコの吸い殻のポイ捨てについても視聴者に警鐘を鳴らしました。滝沢さんは「タバコのフィルターが側溝を流れ、最終的には海まで届くこともある」と伝え、実際に千原ジュニアさんが自宅前に捨てられたタバコの話を交えながら、注意を促しました。このような気持ちが通じると良いのですが、自宅を不在にしていたため、何も言えなかったと苦悩を話しました。
テレ朝・田中アナの新特技
番組の進行役を務めるテレビ朝日の田中萌アナウンサーも、この日は特技を披露しました。彼女は「利き米」に挑戦するというもので、山形産「つや姫」、北海道産「ななつぼし」など、異なる銘柄のお米を食べてその味を当てる試みです。
見事な洞察力で連続正解を重ねた田中アナですが、最終的にはパックご飯をあてられず、悔しさをにじませました。千原ジュニアさんは「でもすごいよ!」と称賛の拍手を送りました。
放送の詳細
この番組は毎週日曜に生放送され、社会面の話題を鋭く切り込む内容が魅力です。過去の放送はABEMAの公式サイトで視聴可能なので、ぜひチェックしてみてください。
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