横山裕一の個展、ザザザザザがアニエスべーで開催!
2025年の夏、アニエスべー ギャラリー ブティックで、マンガ家兼美術家の横山裕一による個展『ザザザザザ』が開催されます。この個展は、2025年7月11日(金)から8月31日(日)までの期間にわたり、訪れる人々に新たな視覚体験を提供します。
会場は、東京都港区南青山に位置するアニエスべー ギャラリー ブティック。開場時間は12:00〜19:00で、月曜日を除く毎日オープンしています。この展覧会では、横山裕一の作品を通じて、水をテーマにした独自の表現世界が楽しめます。
展覧会の特徴と内容
横山裕一は、マンガと現代美術を融合させ、時間の流れを切れ目なく描き出す独特のスタイルで知られています。彼がこれまで発表してきたマンガ作品集『カラー土木』『ロワ』『アイスランド』の中から、特に水に関連するオノマトペに焦点を当て、新たな視点で再構成されたエピソードやページが展示されます。
作品には、「ザザザザザ」「ザザー」「ザーザー」といった音の描写が含まれ、実際の自然界における音の動きを呼び起こす力があります。例えば、海を進む船の水音や、波が浜辺に寄せる音、降り注ぐ雨の様子などが、横山の作品を通じて表現されます。それに加え、ページの連なりには音が媒介となり、作品同士が微妙に関連し合う仕掛けが施されています。
この展覧会は、視覚と聴覚を織り交ぜながら、来場者にとって新たな読解体験を提供することを目指しています。横山の作品に触れることで、自然の動きや音、その裏に潜む時間の流れを体感することができるでしょう。
横山裕一の新たな挑戦
また、本展では、アニエスベーのアーティストTシャツシリーズ「T-shirts dʼartistes!」にも横山が初参加。新作のTシャツが国内外のアニエスベー店舗にて展開される予定です。アートとファッションのコラボレーションは、今後のファッションシーンにも新たな風をもたらすでしょう。
さらに、8月23日(土)には、横山の友人であり、美術家の西武アキラ氏によるマンガワークショップも開催される予定です。このワークショップは、マンガの制作に興味がある方にとって、非常に貴重な機会となりそうです。
アーティストプロフィール
横山裕一は、1967年に宮崎県で生まれ、武蔵野美術大学油絵科を卒業しファインアートを製作してきました。2000年以降、マンガの創作に移行し、「ネオ漫画」と称される作品が高く評価されています。彼のマンガ作品集や画集は欧米でも翻訳出版され、多数の展覧会での成功を収めています。
アクセス・詳細情報
展覧会の詳細情報はアニエスべーの公式ウェブサイトやSNSを通じて発表されますので、ぜひチェックしてみてください。横山裕一の独自の視点による作品体験と、アニエスベーとの素晴らしいコラボレーションをお見逃しなく!
アニエスベー ギャラリー ブティックへのアクセスは、東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山2Fに位置しています。お問い合せは、アニエスベーに直接ご連絡ください。001-744800
この夏、アニエスべー ギャラリー ブティックで、横山裕一の作品をじっくり堪能してみてはいかがでしょうか。彼の展覧会『ザザザザザ』は、ただのアートの展示ではなく、私たちの日常に潜む音や時間、自然との関わりを深く考える機会を提供してくれることでしょう。