冬の恒例行事
2025-12-16 11:17:25

岡崎市で開催される冬の恒例行事「おとがわ寒中水泳」

毎年寒さが厳しくなる1月、その時期に岡崎市で行われる「おとがわ寒中水泳」。このイベントは、愛知県岡崎市の乙川で開催される冬の伝統行事であり、地域の冬の風物詩ともなっています。今年、特に注目されているのが、1月11日(日)に行われるこの寒中水泳イベントです。

主催は地元の株式会社岡崎竜城スイミングクラブ。ここは、地域に密着したスイミングスクールを運営しており、温水プールでの指導だけでなく、水難訓練の啓発活動も行っています。今年は、乙川の水温の低さを耐え抜く勇気を持つ参加者を募集し、特別な経験を提供します。

参加定員は100名。事前に申し込んだ者が、その冷たい水に飛び込み、体力や経験に応じたコースで競い合います。コースには、「120mコース」と「20mコース」があり、どちらも乙川の岸から対岸へを往復します。特に新たに設けられた子供向けの足つけタイムでは、シュノーケリングではない体験を通じて、楽しみながら水に親しむ機会を提供します。

さらに、参加者には「おとがわ寒中水泳オリジナルタオル」が贈られ、20歳を迎える方には岡崎市の名品、カクキュー八丁味噌(1.6キロ樽)が贈呈されます。これは岡崎市八帖町で生産される特産物で、地域の文化を身近に感じる機会にもなっているのです。

イベント当日は、焚火スペースも設けられ、寒さ対策をしながら温かい食べ物を楽しむことができます。河川敷では、参加者や応援者が集い、温かいもてなしを味わいながら、寒中水泳の様子を見守ります。温かい味噌汁の提供は参加者からの高評価を得ており、身体を温める欠かせないアイテムとなっています。

また、岡崎竜城スイミングクラブは水難事故防止の啓発も行っており、参加者が水の安全について学ぶ機会も提供します。菅生神社による安全祈願や、地元の演奏者とのコラボレーションも行い、活気にあふれるイベントを盛り上げます。

この活動は75年の歴史を持ち、初めて開催されたのは昭和24年。水質改善を経て、1995年に復活。今年の冬も、この魅力的なイベントが岡崎市の冬を彩ります。地元の方々だけでなく、他地域からの参加者も大歓迎です。寒い冬の思い出を、家族や友人と思い出深いひとときにしてみてはいかがでしょうか?


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