中山優馬が語る舞台『大誘拐~四人で大スペクタクル~』再始動の喜び
舞台『大誘拐~四人で大スペクタクル~』が帰ってきます!2025年10月から東京シアター1010でスタートし、大阪や北海道、愛知など全国各地での公演が予定されています。主演の中山優馬さんは、2024年にも公演を経験したばかりですが、再演の決定には「めちゃくちゃ嬉しかったです」と笑顔で語っています。
初演の手応えと先輩への感謝
初演を終えて、中山さんは「これはすごい作品だ」と感銘を受けたそうで、大先輩たちとの共演を通じてその魅力を実感しました。舞台が進行するにつれ、白石加代子さんの圧倒的な存在感や声の迫力、柴田理恵さんの多様な役柄の演技、さらには風間杜夫さんのユニークな演技スタイルも体感することができたのです。特に白石さんの一言一言には、彼女の経験や生き様が深く刻まれていると感じ、「これぞ究極の役者のパワー」と称賛していました。
役作りの魅力
中山さんが演じる戸並健次は、誘拐のリーダーとして人間的な魅力を持っています。彼の犯罪行為は許されないものではありますが、おばあちゃんに対する愛情や人間らしさも併せ持っており、その姿に共感を覚えると語ります。健次の選択はアホなものだけれど、困難な時代背景を持ちながらの人間の苦悩を描いているからこそ、役としての愛に溢れた側面が見えるそうです。
少数精鋭のお芝居の魅力
この作品では、わずか4人のキャストだけで進行しますが、それがまたドタバタ劇をさらに面白くさせる要因の一つです。中山さんは、舞台が進行する中で重要なピースとして自身が位置づけられていることに感謝し、全員で作品を作り上げる高揚感を感じています。また、彼は近年の舞台多数出演を通して、体調管理の大切さも強調します。特に「よく食べて、よく寝る」ことを意識しているとのこと。舞台を通じて観客とその感動を共にしたいという思いが中山さんに溢れています。
観客へのメッセージ
中山さんは「僕の方が楽しみにしていると思うくらい、ワクワクしています」と述べ、作品を通して「生きることはこんなにも煌めきのあることなんだ」と実感してもらえるような舞台にすると約束しています。観客には躍動感あふれる劇中のスピード感を楽しんでもらい、「演劇っていいな」と思ってもらえる作品にしたいと意気込みを語っています。
上演情報
舞台『大誘拐~四人で大スペクタクル~』は、2025年10月10日から13日まで東京シアター1010で上演され、その他、大阪や愛知、香川を含む全国13カ所での公演も予定されています。詳細は公式サイトで確認できます。ぜひ多くの方に劇場での感動を体感していただきたいです。