壱岐市とテレビ局による新たなパートナーシップ
2025年11月29日、長崎県の壱岐市は株式会社長崎国際テレビ(NIB)および株式会社福岡放送(FBS)と共に、エンゲージメントパートナー協定を締結しました。この協定は、壱岐市がテレビ局と初めて結ぶもので、地域活性化や新たな価値創造を目的とした連携体制を確立するものです。
エンゲージメントパートナー制度の背景
「エンゲージメントパートナー制度」は、壱岐市が企業や団体とともに地域の未来を共に創造するための制度です。壱岐市の特色に共感を持つパートナー企業は、その強みを生かして島の活性化に寄与することが期待されます。具体的には、テレワーク施設の提供や市民との対話の場の設定、共創型イベントの実施などを通じ、地域の魅力を発信していきます。
連携の具体的な内容
本協定における主な連携内容には、次のような取り組みが含まれています。
- - 地域課題の解決や島の活性化に向けた取り組み
- - 新たなプロジェクトの創造を促進するネットワークの構築
- - シティプロモーションや観光・文化を通じて島の魅力を発信
- - 持続可能な地域づくりを目指す取り組み
- - 他にも目的達成のための必要な活動
これらの内容は、将来的に壱岐市やFBSと協力しながら具体的なプロジェクトやイベントに落とし込まれていく見込みです。
交流イベントの開催
協定締結日には、壱岐市内でエンゲージメントパートナー企業・団体が一堂に会する交流イベントも行われました。この場では、各社からの取り組み事例や新たなアイデアが披露され、参加者による意見交換も活発に行われました。
NIBはこのイベントに参加し、自社の発信力や地域との連携ノウハウを活かしつつ、壱岐市の魅力を広く伝えていく取り組みについて語り合いました。
今後の展望
NIBは、地方テレビ局としての立場を生かし、ニュースや情報番組の制作、各種イベントやデジタルコンテンツの発信を通じて壱岐市の多様な魅力を伝えていく方針です。また、壱岐市やFBSなどのエンゲージメントパートナーと共に、島の活性化、交流人口の増加、新たな事業創造に貢献することを目指しています。これにより、持続可能な地域づくりに向けた新たな一歩を踏み出すことでしょう。