『もうひとりのわたしへ』
2025-05-01 18:47:59

劇団ONEOR8が贈る新作『もうひとりのわたしへ』、アフタートークも充実の公演

劇団ONEOR8が贈る新作『もうひとりのわたしへ』



2025年6月21日(土)から29日(日)にかけて、東京都渋谷区の紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて、文学座の新作舞台『もうひとりのわたしへ』が上演されます。この作品は、劇団ONEOR8の田村孝裕が脚本と演出を担当し、演出には2023年の読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞した五戸真理枝が加わる初のコラボレーションです。演劇ファンの期待が高まる中、両者の演技力と想像力が交錯する舞台を見逃す手はありません。

あらすじ



物語は40歳を迎えた主婦の里歩が主人公です。彼女の日常は表面上は平穏無事ですが、誕生日を前に突如訪れた不安により、人生の「天井」を意識せざるを得なくなります。夫とのセックスレス、近づく両親の介護問題、そして仕事に対する無気力感。そんな中、彼女の前に異次元の存在が現れ、彼女を別の世界へと導くのです。

ここから、人生の選択がもたらす異なる未来が描かれます。「人生の天井」を受け入れた里歩とそれを破った里歩、二つの異なる道を歩む彼女たちがどのような結末を迎えるのか、感情豊かに描かれることでしょう。

公演の魅力



今回の公演では、チケット購入後に楽しみが増すよう、特別なアフタートークセッションを用意しています。具体的には、開演後の特定日にゲストを迎えて、観客と一緒に舞台の内容を語りあう機会が設けられています。

例えば、6月22日(日)には音楽・ラップ指導のALI-KICKや俳優の横田栄司、吉野実紗と共に五戸演出が参加し、視聴者と作品について対話を行います。また、6月26日(木)には「シジュウカラ」を手掛ける漫画家によるトークも企画されており、劇と漫画という異なる視点からのアプローチが楽しめます。

キャストとスタッフの紹介



この舞台には、実力派キャストが揃います。高橋ひろし、郡山冬果、横田栄司、山森大輔など、名だたる俳優陣が顔を揃え、田村孝裕が目指す新しい演劇の世界を共に築き上げる予定です。

さらに、演出の五戸真理枝は、前述の通り、その受賞歴からも分かるように、現在の日本演劇界で最も注目される才能の一人です。彼女がどのように作品を形作るか、期待が高まります。

チケット情報



公演は全席指定制で、一般は6,500円(初日は5,500円)、30歳以下の若者向けは4,000円、高校生以下は1,000円とリーズナブルかつアクセスしやすくなっています。チケットの購入は、オンラインチケットサイト「カンフェティ」にて行えます。なお、観劇日当日には年齢を証明できる書類を提示する必要があるため、希望する方は事前に確認をしておきましょう。

今回の公演『もうひとりのわたしへ』は、人生の分岐点を描くにあたり、観客に深いメッセージを届けることが期待されています。この特別な舞台をぜひ体験し、新たな視点から演劇の魅力を感じてください。


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