味わい深い香りのオラトリオ、誕生
クラシック音楽と香りが融合した新たなフレグランスが登場します。イタリア出身の著名指揮者ファビオ・ルイージが手掛けた香水「7つの封印の書 オードパルファン」は、2026年9月12日(土)・13日(日)にNHKホールで行われるN響100年特別企画にて発売される予定です。これは、音楽と香りを掛け合わせたフレグランスブランド「La Nuit parfum」の新作であり、ルイージの指揮による演奏と同時に体験できる貴重な機会です。
オラトリオの精神を香りに変換
新作はオーストリアの作曲家フランツ・シュミットの巨作《7つの封印の書》を基にしたもので、演奏会ではルイージ自ら指揮をとります。このプロジェクトは、調香と音楽の相互作用を探る新たな試みとして注目を集めています。ルイージは香水製作に情熱を注いでおり、自らの香水ブランド「FL Parfums」を運営しています。
「La Nuit parfum」について
「La Nuit parfum」は、クラシック音楽を香水として表現することを目的としたブランドで、これまでにラヴェルやスクリャービンなどの作品を香りに変えてきました。2026年に5周年を迎えるにあたり、ルイージが手掛けるこの新作香水は特別な意味を持つものとなります。音楽家自身が香りを創造するという画期的な試みにより、演奏家の視点が反映されています。
香りの調合とインスピレーション
ルイージは、《7つの封印の書》の持つ宗教的な荘厳さ、シュミットの音楽性、そして後期ロマン派の時代にインスパイアされて香りをデザインしました。香調は、針葉樹やラベンダー、ローズマリーが爽やかに開花し、続いてネロリ、イランイラン、ローズゼラニウムが静かな光を差し込み、最後にはタバコやオークモス、サンダルウッドが落ち着いた余韻をもたらします。
この香水は、シュミットの音楽世界を見事に具現化しており、宗教的な意味合いや知性、人間的な温かみを香りの中に凝縮しました。ルイージは音楽と香りの共通点を挙げ、「どちらも直接脳に響きます」と語り、香りに込めたバランス創りにこだわりを持っています。
公演と香水の詳細
新作香水の発売は、2026年9月12日(土)・13日(日)に開催されるNHK交響楽団の特別公演に合わせて行われ、今回の演奏会ではルイージの指揮のもと、オラトリオ《7つの封印の書》が披露されます。公演に出席するお客様のみが購入可能という数量限定の特別販売でもあり、参加者は音楽の響きと香りを一緒に楽しむことができます。
演奏会の後は、10月7日から12日まで伊勢丹新宿店で特別な香水催事が行われ、その後全国で一般販売される予定です。新しい香水の誕生を通じて、クラシック音楽ファンはもちろん、多くの人々にその魅力が届くことでしょう。
ファビオ・ルイージのプロフィール
ファビオ・ルイージはイタリア・ジェノヴァ出身で、NHK交響楽団の首席指揮者に就任して以来、ダラス交響楽団やデンマーク国立交響楽団の音楽監督としても知られている指揮者です。ウィーン国立歌劇場やメトロポリタン歌劇場でも活躍し、特にシュミット作品の第一人者として国際的に評価を受けています。香りの世界でもその才能を発揮し、今後の作品にも期待が寄せられています。
音楽と香りが創り出す新しい体験をぜひ楽しみにしましょう。