「チケット保険」の誕生
2025-11-20 12:38:27

Finatextとニッセイプラスの新たな試み、「チケット保険」の今後

Finatextとニッセイプラスが新たな「チケット保険」を発表



Finatext株式会社(本社:東京都千代田区、CEO:木下あかね)とニッセイプラス少額短期保険株式会社(本社:東京都千代田区、社長:光本正)が提携し、観劇における不安を解消する新たな「チケット保険」を提供います。この保険は、チケットを購入したものの、やむを得ない理由で観劇をキャンセルした場合にチケット代を補償するものです。この取り組みは、エンターテインメント業界における新たな保険の形と言えるでしょう。

観劇の不安を解消する新商品



エンターテイメントのチケットは一般的に、あらかじめ日付を決めて予約購入し、理由によっては予約の変更や返金が認められないことが多いです。最近の不正転売防止法により、二次流通市場が整備されつつあるものの、コロナ禍を受けて観客が体調に不安を感じる場面も少なくなく、「チケットを購入したものの行けなくなったらどうしよう」といった顧客の悩みはより一層明確になっています。この中で、Finatextのデジタル保険システム「Inspire」を活用した「チケット保険」が開発されました。

この保険は、劇団四季や松竹の直接販売チケットを対象としており、お客様にとって安心して観劇を楽しむ手助けになります。特に松竹では2025年11月18日からの販売を予定し、劇団四季においても2026年1月を目処に準備が進められています。

Finatextの「Inspire」システム



Finatextの「Inspire」は、ニッセイプラスが2022年4月に導入した基幹システムであり、これまでに「停電費用保険」や「熱中症・インフルエンザ保険」など様々な保険商品を提供してきました。このシステムは、高い柔軟性と拡張性を持つ独自のデータベースを活かし、松竹向け「チケット保険」を約2ヶ月という短期間で開発することができたのです。このように、Finatextの「Inspire」は、ニッセイプラスにとって重要な役割を果たすシステムとなっています。

ニッセイプラスとの協力



ニッセイプラスは、劇団四季や松竹からのお客様の観劇スタイルや公演チケットの販売の仕組みについての助言を受けながら、「チケット保険」の商品開発を進めてきました。観客に対してより良いサービスを提供するための取り組みとして、この保険商品は期待を集めています。

今後もFinatextは、「Inspire」を提供することで、ニッセイプラスのデジタル保険に対する取り組みを支援し続ける方針です。新しい時代の金融インフラを構築し、消費者が安心して楽しめるエンターテイメントの環境を整えることを目指しているのです。

おわりに



Finatextとニッセイプラスのコラボレーションは、エンターテイメント業界における新たなサービスを生み出し、観客が安心して観劇を楽しむための一助となります。「チケット保険」は、これからの観劇スタイルに新たな価値を加えるものとして注目されており、今後の展開が期待されます。観客がより充実したエンターテイメント体験を得られる日が待ち遠しいですね。


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