有名なボカロプロデューサー「mathru@かにみそP」が、印税取引サイト「Royalty Bank」と手を組み、自身の楽曲をファン債として販売するプロジェクトを発表しました。この取り組みは、音楽ファンとアーティストを新しい形でつなげるものとなるでしょう。
「Royalty Bank」は2021年3月にサービスをスタートし、アーティストの作品から得られる印税を小口化し、個々のファンが小さな単位で購入できる「ファン債」という仕組みを導入しています。これは、日本において初めての試みであり、アーティストへの新たな支援方法として注目を集めています。
mathru@かにみそPは、2025年11月19日に、同社が運営するサイトで新たなアプリを開発し、自身の楽曲をファン債として追加することが発表されました。まず、11月12日には「戦え!ゴールドクラッシュ」の印税がファン債の対象として登場します。この楽曲の作詞はにへどん、作曲はmathru@かにみそPが手掛けています。
さらに、11月19日には以下の楽曲がファン債に追加される予定です:
1. ミラクル☆ブルー(feat. 初音ミク)
2. nano∞universe(feat. 初音ミク)
3. DISCOVERY(feat. GUMI)
4. 空メール連打⇄無言電話(feat. GUMI)
5. sexaloid(feat. 初音ミク)
6. ライアーマント(feat. 神威がくぽ)
7. キャンパス・オブ・ライフ(feat. GUMI)
8. OTHELLO(feat. 神威がくぽ)
9. 暴走感染-The outbreak-(feat. 初音ミク)
これらのファン債は、ウェブサイトを通じて購入可能ですが、新しく開発されたアプリ「royaltybank」を使用することでも手軽に応援ができます。アプリはiOSおよびAndroidで利用可能です。今後も「Royalty Bank」では、さまざまなアーティストのファン債が登場する予定で、ファンの応援の形がますます多様化していくことが期待されます。
この新たなサイトとアプリの導入は、アーティストにとってだけでなく、音楽ファンにとっても大きな意味を持つものです。自分のお気に入りのアーティストを直接応援しながら、彼らの活動を支えることができる。この取り組みがどのように広がっていくのか、今後の展開に目が離せません。
詳しくは、公式サイト(https://www.royaltybank.jp/)でご覧ください。・株式会社ロイヤリティバンクは2021年に設立され、東京都千代田区に本社を置く新興企業です。彼らの革新的なプラットフォームは、印税債権の仲介事業を行っており、既にジャズギタリストの渡辺香津美のカタログを販売中です。興味がある方は、ぜひサイトを訪れてみてください。ファンとアーティストが新しい形でつながる未来がここにあります。