ラブコメ映画論
2025-04-09 11:50:24

男性も共感できる!ジェーン・スー&高橋芳朗のラブコメ映画論とは

映画じゃないんだから、うまくいかなくても大丈夫



2025年4月9日、ポプラ社から新たに刊行される「映画じゃないんだから、うまくいかなくても大丈夫。」は、ジェーン・スーと高橋芳朗による女性の生き方をラブコメ映画を通じて語る対談集です。本書は、2012年に発表された『新しい出会いなんて期待できないんだから、誰かの恋観てリハビリするしかない』の改題版で、さらに新たな対談を加え、文庫化された内容となっています。

ラブコメ映画を切り口にした新しい対話



著者のジェーン・スーさんは、東京都出身の作詞家やコラムニストとして幅広く活躍。ラジオ番組のパーソナリティーとして人気を誇り、その著作にも多くのファンがいます。一方、高橋芳朗さんは音楽ジャーナリストとして知られ、ラジオや書籍での多彩な活動が評価されています。このコンビが創り出すトークは、映画を背景に豊かな感情や価値観を引き出すものとなっています。

本書の中で、スーさんは「自分の人生を手に入れることが大切」であるとし、高橋さんは「女性たちの力強い生き様」を具体的に描写しています。両者の対談を通じて、ラブコメ映画に込められたメッセージや、その影響力が浮き彫りになっていくのです。

12のテーマで展開する映画と人生



本書では、ラブコメ映画にまつわる12のテーマが設けられており、それぞれに関連する映画が紹介されています。

1. 可能性は無限大!夢を叶えるガールズパワー では『キューティ・ブロンド』や『プラダを着た悪魔』が取り上げられ、自身の夢を追いかける女性たちの姿が描かれています。
2. 人の数だけ愛のかたちは存在するのよ では多様な愛の形を反映した作品が登場し、恋愛の奥深さを知ることができます。
3. 恋のハードルは超えるためだけに存在する では、恋愛における挑戦や立ち向かう姿勢が強調されています。

女性たちを励ます一冊



本書には著名なラブコメ映画が多数引き合いに出されており、特に「自分の人生を歩む女性たち」がしっかりと描写されています。この考え方は多くの読者に共感を呼び、映画を観ることで新たな勇気やインスピレーションを得るきっかけとなるでしょう。

また、本書ではアートと映像の融合も楽しめるように、海外で活動するイラストレーターWULNUTによる魅力的なイラストが各章に収録されています。このビジュアルが、対談の内容をさらに引き立て、読者に色彩豊かな体験を提供します。

さらに、巻末にはラブコメ映画のカタログがあり、読者自らが新たな映画を見つけ出せる楽しみも用意されています。新たに何かを始める春、新生活を迎えるあなたにぴったりの本書は、気軽に手に取って明日への活力をチャージできる一冊です。今すぐに、映画と人生の素晴らしい繋がりを感じてみてはいかがでしょうか。


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