京都のかつての銭湯「明治湯」を甦らせる新プロジェクト
2025年8月1日、京都市北区にかつてあった昭和の銭湯「明治湯」が、「明司湯」として新たにオープンします。長い間地域に親しまれてきたこの銭湯は、令和3年に惜しまれながら閉業しましたが、再び地域の皆に愛される場所へと生まれ変わります。この取り組みを進めるのは「京都銭湯甦生プロジェクト委員会」で、発起人である坂口祐司氏を中心に、サウナや銭湯文化を愛する実業家やクリエイターが集結しました。
伝統と革新の融合「銭湯2.0」
このプロジェクトの中心理念は、「地域と、育む、銭湯」です。伝統的な銭湯文化を受け継ぎつつ、現代にふさわしい体験価値を提供します。明司湯は、約1年の準備を経て、昭和の雰囲気を大切にしながらも、浴室のタイルを全面的に新調し、本格的なサウナや安定した水温の水風呂を備える、まさに「銭湯2.0」と呼ぶにふさわしい設計となっています。
特別な日のために作られた空間
明司湯では「今日は特別な日にしたい」と思わせるような贅沢な体験を提供に挑戦します。オープン日は2025年の8月1日。オープンセレモニーとして、同日の午前10時から入湯式を予定しています。メディア関係者を対象にしたこの特別なイベントは、明司湯の新たなスタートを祝うものです。
入湯式の詳細
- - 日付: 2025年8月1日(金)
- - 時間: 10:00~11:00(受付開始:9:30)
- - 場所: 明司湯(〒603-8224 京都府京都市北区紫野西藤ノ森町1-2)
- - アクセス: 京都駅から車で約20分または天神公園前停から徒歩約8分
プログラム内容(予定)
1. ご挨拶・経緯説明
2. 館内ご案内
3. 質疑応答
4. 入湯の儀
取材希望の方は、専用フォームから事前に申請が必要で、定員を超える申し込みがあった場合は選考がありますので、早めの応募が推奨されます。
施設の魅力
明司湯は、全タイルを新調し、清潔感あふれる浴室を実現。42℃に設定されたお湯は、温度管理が行き届いており、深風呂では下から熱が伝わる設計です。また、水風呂は16℃で、快適な温度帯を追求。サウナでは、全長7mの高湿度で約80℃の「ボナサウナ」を採用し、3つのエリアが用意されています。
サウナエリアの特徴
- - ぶらんエリア: 高さ1mの特設エリアで、足を浮かせたリラックス体験。
- - ねっぱエリア: 中温でスチームを感じられる席。リラックスするのに最適です。
- - あぐらエリア: 低温のため初心者にもおすすめ。
営業情報
平日: 14:00〜26:00
土日祝: 8:00〜26:00
- - 入浴料: 大人880円、レディースデイ780円
- - 中人(6歳〜12歳)440円
- - 小人(〜5歳)220円
未来への展望
明司湯はただの銭湯ではなく、地域とのつながりを深める「交流の場」として成長していきます。毎日通うハレの日の銭湯として、利用者の声に応えた運営を目指し、今後怪我を防ぎつつコミュニティを広げていく計画です。
地域の皆さんに愛されるよう、明司湯は進化を続けます。ぜひ注目してください。
公式サイトはこちら
Instagram
X
note