VIPO支援企画『AGAPE』、プチョンアワード受賞の栄冠
2026年7月4日から7日まで開催されたアジア最大のジャンル映画祭「プチョン国際ファンタスティック映画祭」(通称BIFAN)で、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が支援した映画企画『AGAPE』が名誉ある「Bucheon Award」を受賞しました。この賞は、アジアを中心とした優れたジャンル映画の企画に対し、制作や国際展開を支援する目的で授与されており、最高賞として1,500万韓国ウォンの賞金も授与されます。
受賞企画『AGAPE』の概要
『AGAPE』は、宮原拓也監督が手掛け、共同監督兼脚本に佐久間啓輔氏を迎えた作品です。プロデューサーには、阿部瑶子さんと山口晋さんが名を連ね、株式会社ノックオンウッドが制作を担当しています。この映画は、国際的な視野から企画のポテンシャルを見つめ返す機会を与えられ、さらなる進化が期待されています。
VIPOの支援と過去の受賞歴
VIPOは、過去にも多くの支援事業を行っており、特に古山知美プロデューサーの企画が2冠を達成するなど、その成果は顕著です。今回の受賞は、VIPOが手掛ける「NAFF It Project」の一環として、世界中から応募された約20企画の中から選ばれたものでした。受賞式では、他の優れた企画も同時に紹介され、場が盛況にし、映画製作界の新たな可能性を感じさせる瞬間が広がりました。
受賞者の思い
受賞した宮原拓也監督は、「最高賞をいただけたことを大変光栄に思う」と語り、「現地での対話で得たものを糧に、全力で邁進していく」と意気込みを新たにしました。また、佐久間啓輔監督兼脚本は、「自身の企画が評価されることが大変嬉しい」とし、阿部瑶子プロデューサーも「ビジョンとポテンシャルを評価された結果だと受け止めている」と話しました。森口晋プロデューサーは、「受賞によって映画が完成するわけではないが、これが大きな後押しになる」と感謝の意を表しました。
NAFF It Projectの意義
プチョンで開催される「NAFF It Project」は、映画企画のプロデューサーや監督が、国際的な出資者やプログラマー、ディストリビューターと直接対話する貴重な機会です。これは、国際共同制作や資金調達につながる絶好のチャンスであり、アジアの映画界における新たな道を切り開く場となっています。
VIPOの支援により、今後も多くの才能あるクリエイターたちが国際的な舞台でその力を発揮することが期待されます。国内外の映画ファンにも、この動向めがけて目を向けてもらいたいです。