映画『愛されなくても別に』の公開を翌月に控え、特別な講座が開催されることが発表されました。東京・新宿に位置する東放学園映画アニメCG専門学校にて、井樫彩監督とプロデューサーの佐藤慎太朗氏が直接映画制作の現場を語ります。この特別講座は、当校の映画制作科の在校生に加え、映画制作に興味のある一般の方10名(先着)も招待されます。
講座の日程は2025年6月21日(土)。午後1時から3時半にわたり、井樫監督の独自の映画観や、プロデューサーとしての経験を語っていただきます。映画の制作過程やシナリオ作成の重要性、そして映画業界での成功への道のりを学ぶ貴重な機会となります。
井樫彩監督は、同校の映画制作科を卒業した未来のスター監督です。彼女は、学内で制作した短編映画『溶ける』がカンヌ国際映画祭に正式出品され、その才能は早くから注目を集めました。その後も『真っ赤な星』『NO CALL NO LIFE』『あの娘は知らない』など多岐にわたる映像制作に挑戦してきた新進気鋭の監督です。この講座での彼女の視点から得られる洞察は、映画業界を目指す人々にとって積極的な影響を与えるでしょう。
映画『愛されなくても別に』は、実力派作家・武田綾乃の同名小説を映画化した作品です。大学生活における“毒親”問題を清々しく描き出し、主演の南沙良と馬場ふみかは、様々な困難に直面しつつも自らの道を切り拓く女子大生を見事に演じています。この独特なストーリーやキャラクターたちの成長は、多くの観客の共感を呼ぶことでしょう。
特別講座の実施概要は以下の通りです。
- - 名称:映画『愛されなくても別に』井樫彩監督&プロデューサーによる特別講座
- - 開催日:2025年6月21日(土)
- - 時間:13:00~15:30
- - 場所:東放学園映画アニメCG専門学校(東京都新宿区西新宿5-25-8)
- - 定員:10名(先着申し込み)
- - ゲスト:井樫彩(映画監督)、佐藤慎太朗(映画プロデューサー)
また、この映画のストーリーは心に響くテーマが展開されます。「愛してる」という言葉が持つ意味を問い直し、キャラクターの選択が未来に与える影響を描く本作。大学に通いながら母のために家事をこなす宮田陽彩壮大で歪んだ関係性の中で成長していく姿は、見る者の心に深く残ることでしょう。
映画の公開日は2025年7月4日(金)、全国の劇場での公開が待ち望まれています。公式サイトやSNSにて最新情報を随時更新しているので、興味のある方はチェックしておいてください。特別講座への参加希望者は早めの申し込みをお勧めします。この貴重な機会を通じて、次世代の映画制作を志す若者たちが多くのことを学び、そしてインスパイアされることを期待しています。