期待の新曲『MUDA』誕生
新鋭のラッパーSWANとトラックメイカーのIdiot Popによる別名義、CMMとのコラボレーションがもたらした新曲『MUDA』が、リリースと同時にミュージックビデオも公開され、音楽シーンに鮮烈に登場しました。これは両者のコラボレーションとしては、前作「TOMODACHI」に続く第5弾です。
この新曲は、より個人的でありながらエッジの効いた内容に仕上がっており、聴く者の心の奥深くまで響くメロディとビートが融合しています。CMMが生み出した独特のサウンドスケープは、郷愁と哀愁を帯びた楽曲の中に息づいています。一方、SWANのリリックは彼自身の過去、特に東京での経験や様々な感情をリアルに描写し、深い共鳴を呼び起こします。
音楽の力で過去を昇華する
本作は「人生のムダ」というテーマが掲げられています。SWANが抱える過去の妬みや嫌味、そして拭いきれない後悔を音楽として表現することで、聴く者に感じてもらえるメッセージを伝えています。SWANが地元神戸に戻り、制作に打ち込む姿勢は、彼の言葉の力強さからも伺えます。彼は音楽を通じて、過去の「ムダ」と思える経験を昇華させ、新たな価値を生み出しているのです。
さらに印象的なのは、フック部分で繰り返されるパンチラインとともに流れる力強いビートです。そのビートは、70年代の和モノ・シティポップの名曲、関口愛子(AIKO)の楽曲をサンプリングしており、懐かしさと新しさが見事に共存しています。
楽曲とMVへの期待
『MUDA』のミュージックビデオもCMM(aka Idiot Pop)が手掛けており、楽曲の世界観を視覚的に表現しています。これにより、音楽だけでなく映像でも楽しませてくれる作品となっています。
この曲は2025年6月6日に配信が開始され、アーティストのCMMとSWANによる注目の作品として、多くのリスナーから期待されています。
アーティストプロフィール
SWAN
1999年に兵庫県西宮市で生まれ、働きながらラッパーとして活動を続けるSWAN。高校時代にKREVAの楽曲に触れたことをきっかけに、ヒップホップの世界に深くのめり込む。2021年には自身の1stアルバム「Prologue」をリリースし、2022年にはgummy3000とのコラボ作品を発表しました。
CMM
CMMはIdiot Popの別名義として知られるトラックメイカーで、ダンスミュージックを基にしたエネルギッシュな曲作りが特徴です。彼の創り出す楽曲は、聴く者に強いインパクトを与えます。
次々と登場する両アーティストの新作に、ぜひご注目ください!