ケネディハウス銀座での新たな音楽体験
東京・中央区に位置する老舗ライブミュージックレストラン「ケネディハウス銀座」。この秋から、音楽と映像の融合をテーマにした新しいライブショーが始まります。運営は、音響と映像サービスを専門とするヒビノ株式会社のグループ会社が行っており、ここでのライブは単に音楽を楽しむだけでなく、最新技術を駆使した革新的な体験を提供します。
新たに登場するのは「Velvet-Range(ベルベット・レンジ)」というハウスバンドです。このバンドは、特に80年代と90年代のジャパニーズ・シティポップ及び海外のAORを中心とした音楽を生演奏します。この新しい試みでは、バーチャルゲストのミュージシャンも登場し、リアルタイムでのセッションが行われるという斬新なスタイルです。
バーチャルとリアルのシームレスな共演
このライブで使用されるのはデジタルサイネージ技術で、特製の透明LEDディスプレイがステージに設置されます。幅1m、高さ2mの大画面で映し出される演奏映像は、演奏者たちのリアルな演奏と巧みにシンクロします。観客は、ステージ上で繰り広げられるこのゼロ距離のコラボレーションを目の当たりにし、まるで同じ空間にいるかのような臨場感を味わえます。
映像が表示されていない時には、スクリーン自体はほとんど視覚に影響を与えないため、演奏者たちの存在感を損なうこともありません。このため、観客は視覚的にも不快感を覚えることはなく、音楽そのものを存分に楽しむことができます。観客席にいるすべての人が、音楽と映像の融合を体感できるという点が、このショーの大きな魅力の一つです。
音響と映像のプロフェッショナルによる設計
「ケネディハウス銀座」の音響設計や照明、映像機材はすべてヒビノグループの監修を受けており、特に音質には定評があります。創業42年を迎えるこのライブハウスは、ドームやアリーナといった大規模会場用の技術を活かして、少人数制のライブハウスに新しい風を吹き込んでいます。今後のライブでは、バイオリンやチェロ、さらには二胡といった、さまざまな楽器を持つバーチャルゲストの出演を予定しており、さらなる映像コンテンツの充実が期待されます。
公演詳細と今後の展望
「Velvet-Range」の年内公演は12月2日に予定されており、開場は18時、開演は19時となっています。チケットは3,500円(税込)で、購入はケネディハウス銀座の公式サイトから可能です。来年以降の出演スケジュールは公式ホームページにて更新される予定ですので、ぜひチェックしてみてください。
この新しい試みは、音楽と映像が交わる新たなエンターテインメント体験を提供し、観客を引き込むことでしょう。会場がどのような変化を遂げ、どんな感動を呼ぶのか、今から楽しみですね!
ケネディハウス銀座公式サイト
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