KARAの知英が羽田空港で新たな文化貢献プロジェクト始動

KARA・知英が羽田空港で推進する文化継承プロジェクト

韓国の伝説的ガールズグループ「KARA」のメンバーであり、女優としても活躍する知英（ジヨン）が、羽田空港第2ターミナルにおいて新たな文化貢献プロジェクトを始めることを発表しました。この取り組みは、2025年12月下旬よりスタートする「ONE WORLD presented by 知英」と名付けられており、文化の伝承と社会への貢献を両立させたプロジェクトです。

「ONE WORLD」の理念と活動

「ONE WORLD」は、広域的な文化発信、教育の促進、寄付文化の浸透を目指しており、地域を問わず一つの「世界」の価値を伝えることに主眼を置いています。このプロジェクトは、国境を越えた共感の連鎖を生み出し、未来の世代へ文化をしっかりと受け継いでいく役割を果たそうとしています。特に、これまでの取り組みの一環として、GACKT氏や書家の吉川壽一氏とのともに、国宝の三井寺でのイベントも行い、文化継承の大切さを訴える活動も展開されています。

羽田空港という国際的な場で知英が協力することにより、この活動が世界中の人々に広がることが期待されています。彼女の存在が、このプロジェクトの重要な役割を果たすのです。

知英が担う文化の架け橋

知英は、日韓両国において活躍し、「文化の架け橋」的存在として多くのファンに愛されています。今回のプロジェクトにも「文化を繋ぐ」という理念が色濃く反映されており、彼女のこれまでの歩みと深い共鳴を示しています。

特に「綺憩香」（KIKYUKA）という日本酒ブランドのプロデュースを通じて、日本の伝統文化を世界へ発信していくプロジェクトは、文化的な視点からも非常に意義深いものです。

知英は「日本酒は美しい文化の象徴」と語り、新たな文化交流の場を創り出すことに自信を持っています。彼女のメッセージには、「国境を越えた思いやり」を育むことを目指す意欲が溢れています。

プロジェクトの概要と期待される展望

このプロジェクトは、羽田空港第2ターミナルの「和蔵場～WAKURABA～」を中心に展開されます。ここでは、知英プロデュースの日本酒「綺憩香」を提供し、購入することで、地域の復興支援や文化遺産の保全活動に貢献できる仕組みを作っています。

知英さんの力を借りて、「ONE WORLD」の活動から得られる売上の一部は、石川県能登半島の被災地支援や文化遺産の保全活動に寄付する予定です。この取り組みの拡大により、より多くの人々が日本の文化に触れ合う機会が増えると共に、一つの世界としてつながる未来が拓かれていくことでしょう。

文化継承の輪を広げる未来

「ONE WORLD」の理念は、文化に国境が存在しないという理念を基に進められています。さらに、著名人やアーティストの支持も既に多数集まり、今後、根津神社や東京大学での展開も目指しています。

文化が織りなす物語は今、ここから始まっています。新たな挑戦を通じて、世界が一つになる日を夢見て、みんなで手を取り合って未来を築いていくことが、このプロジェクトの目的です。