2018年から続く宮下貴浩と私オムの共同プロデュースによる舞台シリーズが、いよいよ第10回記念公演を迎えます。舞台のタイトルは『許溶のとき -kyoyō no toki-』。これまでの作品に登場するキャラクターたちが再集結する特別なイベントも用意されています。
記念公演の舞台内容
この作品は、三田グループの創設者である三田宗一郎の二十三回忌と、その長男・宗慶の七回忌を巡って物語が展開します。三田一族は、宗一郎に名を付けられ、宗慶によって人生の道を方向付けられています。彼らは「三田の血」に縛られ、様々な形で抗いながら生きており、そこに20年前の事件を追うルポライターが関わることによって物語が深化していきます。
観客は、宗一郎と宗慶が遺した血の因縁と、その裏に隠された秘密が明らかになっていく様子を見守ることになります。「許しを乞え、溶けるまで」と響くメッセージが、この物語の核心を表しています。
特別イベントの開催
第10回公演を記念して、12月16日には特別イベントも実施されます。このイベントでは、私オムが限定のオリジナル台本を制作し、過去の作品に登場したキャラクターたちが夢の共演を果たします。約20〜30分の上演が行われ、そこではエチュード的な要素や遊び心も満載。特別なキャラクターコーナーも設けられ、観客を楽しませる演出が盛りだくさんです。
このイベントは、宮下貴浩×私オムがこれまでの感謝の気持ちを込めて創造したものです。舞台だけでは味わえない、新しい楽しさや感動が詰まった公演となるでしょう。ラストには、キャストが“ご本人”として登場し、観客とのトークコーナーも実現。舞台の中でしか体験できない“再会”の瞬間が楽しめます。
公演詳細
公演の概要としては、2025年12月10日から12月21日まで、シアターサンモールで行われます。チケットは、前売りで8800円(税込)、当日券は1000円追加で販売されます。特に、既に完売している公演の一部日程で機材席の開放に伴い、追加販売が行われるので、早めにチェックが必要です。
また、特別イベントのチケットは、プレガイドでの取り扱いとなっており、一般先行発売は11月26日から開始されます。
公式サイトでは、詳細な情報やチケット購入が可能なので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。舞台『許溶のとき』と記念イベント、どちらも期待が高まる内容です。実際に観劇することで、視覚と心の両方で感じる深いストーリーをご体験ください。