激団リジョロの新作公演
2025-08-25 13:10:22

激団リジョロの第39回公演『わだち』と『スィンダリ』が描く歴史の奥深さ

激団リジョロ第39回公演『わだち』『スィンダリ』について



激団リジョロの第39回公演が、2025年9月3日から7日まで阿佐ケ谷シアターシャインで開催されます。40年以上の歴史を持つこの団体は、今回新作『わだち』と再演する『スィンダリ』の2本立てでお届けし、観客を魅了します。

公演の概要


公演名: 激団リジョロ第39回公演『わだち/スィンダリ』
会場: 阿佐ケ谷シアターシャイン(東京都杉並区阿佐谷南1丁目15-15)
開催日時: 2025年9月3日(水)〜2025年9月7日(日)

チケットの販売はカンフェティにて行われており、取り扱いがスタートしています。
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新作『わだち』の魅力


『わだち』は、団長・金光仁三が書き下ろした新作です。過去の成功作『Recall』の作風を引き継いでおり、観客に深い感動を与える内容となっています。この物語は、日本で暮らしていた朝鮮人の女性と彼女の3人の娘を中心に展開し、歴史の重みや、家族の絆が描かれます。

昨今の時代背景を反映し、当時の厳しい状況を経て、現在に至るまでの物語が徐々に明らかになります。一人の孫が祖母の過去を探る中で、長女が静かに語り出し、家族の歴史が再び息を吹き返します。

再演『スィンダリ』の内容


一方、金哲義が手がけた『スィンダリ』は、2023年に非常に好評を得た作品で、今回は満を持しての再演です。本作は、大阪の貧しい朝鮮人一家の物語であり、父の死を巡る葛藤がテーマになっています。

葬儀の準備を進める家族の中で、民族的アイデンティティを巡る議論が発生します。日本人として生きたいと思う者、伝統を守ろうとする者、色々な視点が交錯し、感情的な喧嘩に発展する姿は、家族の愛憎を浮き彫りにします。

出演者とスタッフ


出演者には、月海舞由、山形啓将、中鶴間大陽をはじめ、激団リジョロの精鋭達が揃い、作の裏には金哲義と金光仁三が立っています。演出も金光仁三が担当し、舞台美術は金光仁三とmoimoiによる美しいセットが観客を迎えます。また、舞台監督は斎藤このむ、照明は建部雅代が手がけるなど、プロフェッショナルなチームによって作り出される舞台は、見る者を驚かせることでしょう。

公演詳細とチケット情報


公演では、全席自由で、前売り券は4,300円、学割券は2,800円で販売されています。いずれも税込みですが、高校生以下は無料ですが、学生証の提示が必要です。チケットは公演前日まで販売中で、会場の正面にて受付が行われます。

  • - 開演時間: 9月3日19:00, 9月4日19:00, 9月5日14:00, 9月5日19:00, 9月6日13:00, 9月6日18:00, 9月7日14:00
  • - 上演時間は約2時間20分。

この数回の公演を通じて、家族や歴史に思いを馳せるきっかけとなることでしょう。この素晴らしい機会をぜひお見逃しなく!


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